202201SFC   猫に小判?豚に真珠?
 定年を迎えて会社も仕事の内容も変わり、コロナの感染が広がる広がらないに関係なく、出張で飛行機に乗る機会がまったくなくなった私。

 なので、年会費が1万円以上の ANA のスーパーフライヤーズカード(SFC)を持っていても宝の持ち腐れ、ただただ無駄に年会費を払うことになるので、退会しようかと思い悩んでいた。

 でも、SFC を申し込むには、そのときにダイヤモンド会員またはプラチナ会員の資格がなければならず、それがために飛行機に乗りまくる人もいるらしい(SFC 修行というそうだ)。
 だからせっかく作った SFC を解約するっていうのももったいない話だ(私が再びプラチナ会員になれることはもうありえない)。もったいない話だが、飛行機に乗る機会はまずないだろう。さてどうしたものか。

 そんなふうに優柔不断的に悶々した日々をおくっていたところに、新しい SFC が届いた。
 全然頭になかったが、今のカードの有効期限がもうすぐ切れるのだった。

GottscchalkTropics 届いたばかりの真新しいカードを見つめながら、「解約するタイミングを失ったわい」とつぶやいた私。
 とりあえず、少なくとも1年は継続しよう。

 ゴットシャルク(Louis Moreau Gottschalk 1829-69 アメリカ)のピアノ曲「失われた幻想(Fantome de bonheur)」Op.36(1859-60)。