20210209JR1  謎が解けた!
 貨物列車を見ると私は勇気づけられると、ホントかウソかわからないようなことを書いた先日の記事を読んで氷山さんはさっそく「貨物時刻表」でこの列車を調べてくれてメールで教えてくれた

 該当するコンテナ列車は札幌貨物ターミナル駅6:43発、北旭川行きの 1083 列車だそうだ。
 それも運転日限定ではなく、定期列車だという。

 おかしい……
 私が見たのはあのときだけで、その前もそのあとも見ていない(それよりずっと前に何度か見たことはある)。

 氷山さんも、私が江別駅で見たのは7:30頃だという点から、6:43発で江別通過が7:30というのはかなりスローな走りということになると疑問に思っているようだ。

 私が見たこのコンテナ列車は江別駅7:26発の滝川行き普通列車(2125M)のあとにやって来た。

 札幌貨物ターミナルから函館線(下り)に合流する箇所は厚別駅である(Google の地図に赤い矢印を記した場所)。コンテナ列車が6:43にターミナル駅を出発したら、どんなにゆっくりだって6:50には厚別駅を通過するだろう。

AtsubetsuSTA

 一方、この 2125M は札幌駅を7:00に出発し、厚別着/発は7:11である。
 なので、6:43発のコンテナ列車が 2125M のあとを走るということは考えられない。

2021JR_TimeTable2125M

 ・定期運行のなのに私は毎日は目にしない。
 ・目にしたとき、本来ならあり得ない、滝川行き 2125M 列車のあとにやって来た。
 ・そもそも厚別から江別まで47分もかかるなんて、牛よりは速いが普通列車の半分以下のゆっくり度合いで、これではほかの旅客列車のダイヤを組むのに支障がでる。

 ということは、私があのコンテナ列車を目にしたときは、あの列車が遅れて運転していた。
 そう考えるのが正しいのではないか。
 それだと、あの時以来見かけないのも当然。私が江別駅に着くより前に、もう行ってしまっているのだ。

 去年の2月に雪で先がつまり、江別駅に臨時停車していた貨物列車(上の写真)も、この1083列車だったのだろう。

VerdiRequiemMuti ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi 1813-1901 イタリア)の無伴奏4重唱(または4部合唱)のための「謎の音階によるアヴェ・マリア(Ave Maria, su una scala enigmatica)」(1889)。

 「4つの聖歌(4 Pezzi sacri)」の第1曲である。

 ← 廃盤である。