おいしいけど、おなかをこわしやすい体質なもので……
 先週、日帰りで帯広に行って来た。
 プライベートではなく、仕事で。業界用語で言うと「出張」である。
 このB社で働くようになって、初の『遠出』出張である。

 3人で車での移動。
 訪問先のアポはゴゴイチなので、朝早めに札幌を出発。
 この日の昼は、「ふじもり」で食べることを決めていた。
 そう、「インデアン」も展開している「ふじもり」である。

 というのも、行くにあたって「何を食べましょうか?」という話になったものの「インデアンがいいなあ」とか「豚丼じゃない?」とか意見が分かれ、私はといえば豚丼も食べたいが、入れ歯になって食べるのが遅いし、たくさん食べるとその直後におなかを壊しかねないので、ソバなんかで軽くすませたかった。

 となると、もう「ふじもり」しかないではないか!

 店に入る。
 ウェーターが席を案内してくれる。
 ウェイトレスによって、水と、そしてサービスのメロンソーダが運ばれてきた。

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 結局、私以外の2人は、「カツカレー」を注文(ここのカレーは、もちろん「インデアン」カレー。1人は、カツカレーと豚丼の両方を注文したいくらいだと言っていたが、断念)、私はサンプルを見て「鮨・そばセット」にした。多いかなと思ったが、サンプルではそれほどでもないようだったし、「ざるそば」ならちょっと寂しすぎる。なので、セットにした。

 しかし、運ばれてきた料理を見た瞬間、そのボリュームに、心の中で「MUUSANのバカ、バカ、バカ!」。
 もっとそばが少ないと思っていたのに……

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 そばはきちんとしたコシのある麺で、専門店にひけをとらないもの。申し訳ないが、「とんでん」よりずっとちゃんとしている。
 お寿司だってちゃんとしている(入れ歯にもかかわらずイカもきちんと食べることができた)。
 
 とはいえ、これを全部食べるのは、その後の体調への影響を考えると危険だし、そもそも無理。
 ということで、サラダ半分とそば半分、茶碗蒸しは手つかずで「ごちそうさま」。
 残してスイマセン。フードロス、ごめんなさい!
 それにしても、これで税込み998円は安すぎる!

BachItalianApex なお、カツカレーの2人は完食。でも、後半はかなり苦しくなったよう。
 あのボリュームなら、私ならやっぱり半分でギブアップだ。

 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「半音階的幻想曲とフーガ(Chromatische Fantasie und Fuge)」ニ短調BWV.903(1720頃/改訂'30頃)を。

 用務を終え、音更ICから高速道路にのる前に、柳月のスイートピア・ガーデンに立ち寄ると、私が昨年の1月まで大阪支社に勤務していたときに同じ職場にいた-そして彼はいまでも大阪支社勤務なのだが-九帆課長にばったり会った(マスクをしていても、その仕草でお互いわかった)。
 彼も出張中で、同行している取引先の人とたまたまここに立ち寄ったのだという。
 いやぁ、びっくりした。すごい偶然だ。
 さすが、伊福部昭の故郷だけある(って関係ないけど)。