アルミで軽量、女性でもか~るがる、のはずが……
 昨日は、朝目覚めると、なぜか『後回しにしないでやってしまおう』と、自分の意思に反してやる気が起こってしまい、プルーンとナツツバキの剪定、というか、大胆な枝払いを行なうことにした。

 前日の残りの親子丼の具を温め、前日の残りのご飯をレンジアップしたものにかけ、そのあとヤクルト400LTを飲み、いまではすっかり高級品となってしまった薬も飲み、庭へと繰り出した。

 なぜ枝払いをしようかと思い立ったかというと、実は前々から考えていたことで衝動的な行動ではないのだが、伸びた枝がさらに伸びる前に止めてしまいたいのと、どうせやるなら冬の落葉前にやってしまった方が、落ち葉拾いをした上に、さらに枝払いをするという二度手間を回避できるからだ。

 これが剪定前のナツツバキとプルーンである。

20210925NatsutsubakiBFR

20210925PuruneBFR

 今年はナツツバキ(正確には桃色ナツツバキ)はカイガラムシの発生がなかった。いや、あったのかもしれないが、少なくともアリが頻繁に幹を上り下りする光景はなかった。チャイブの効果か?

 プルーンは今年も実をつけなかった。いやここ数年、全然実をつけない。かつてはこんなだったのに。それどころか、なんの虫による被害かはわからないが、葉という歯が穴だらけ(つまり『虫食い』だらけ)である。
 このまま植え続ける意味は無いようにも思えるが、切るのも大変だし、切ったあとの幹も処分できない(江別市では直径10センチ以上の木は大型ごみにも出せない。薪のように割らなければならないのだ)。

 とにかく、私は伸縮ポールの先にハサミのついた、いわゆる『ロング剪定ばさみ』で伸びた枝を切った。この作業、実はけっこうしんどくて、いくら軽量といっても、やっているうちに腕がプルプルしてくる。この日もプルプルしたし、1時間半ほどの作業だったが、けっこう疲れた。

 ってことで、これがアフターの姿。

20210925NatsutsubakiAFT

20210925PruneAFT

 ふぅ、すっきり。切り落とした枝葉はまだ芝生の上に積んでいるが-少しでも乾燥させてカサを減らす-、どうやら40リットルの袋で2つか3つになりそうだ。

 そのあと、ニンジンの一部を収穫した。うん、今年はまあまあ良い出来だ。

20210925Ninjin

 家に入り、シャワーを浴び、私自身もすっきり。

 プルーンはいいとして、窓からナツツバキを見た妻が「まだ9月だっているのに、切り過ぎじゃない?寂しい感じ」と、庭仕事のあとはキッチンでカレーを製造中の私に言った(あのニンジンも鍋の中にエントリーさせたのは言うまでもない)。
 確かに……
MahlerErdeNottVPO 午後になって私は、早くも上腕の筋肉痛を感じつつ「秋に寂しき者(Der Einsame im Herbst)」を聴いた。
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「大地の歌(Das Lied von der Erde)」(1908-09)の第2楽章である。