秋に夏の交響曲を聴く
 敬老の日だった昨日は朝から爽快な天気で、私も思わず足取りも軽やかに、6時過ぎに『燃やせるゴミ』出しの任務を無事完了した。

 朝食後は、面倒だがこれは避けて通ることができない作業を、老骨に鞭打って行なった。それは夏の間玄関先に飾ってあった寄せ植えに使った鉢3つをタワシで洗い、しまうことである。
 そして、ついでにいつかは使うかもしれないと捨てずにとっておいたものの、たまってしまってただがさばるだけになってしまっている、鉢花を買ったときに苗が植わっていたプラスチック鉢を少なからず処分し(これは次回のごみ収集日に出す)、水を使ったついでにスポンジで車を洗い、さらにはオリーヴの木と、アロエの仲間(不夜城ケイティ)を植え替えた。

 8時から始めたこれらの作業は10時過ぎまでかかった。「たった2時間じゃないか!」。そう思ったあなたは優しくない人である。2時間といえば、あの長大なマーラーの交響曲第3番の演奏に要する時間よりも長いのだ。クララじゃあるまいし『たった』では済まされないのだ。

 庭ではバラがまだがんばって咲いてくれている。

20210920Alfons
▲ アルフォンス ドゥーデ

20210920Charlot
▲ シャルロット オースティン

20210920Goldenwings
▲ ゴールデン ウィングス

20210920GrahamThomas
▲ グラハム トーマス

20210920Iceburg
▲ つるアイスバーグ(つるシュネーヴィッチェン)

20210920Matilda
▲ マチルダ

20210920Nicole
▲ ニコル

20210920Yesterday
▲ イエスタディ

 ここにきて、イチゴの開花数が増えている。
 でも、きっと実るところまではいかないのだろう。
 また、青じそがたくさん花を咲かせ始めた。

20210920Ichigo

20210920Aojiso

 じゃあ、そういうことでマーラーの3番をラトルの演奏で。
 「夏の交響曲」って一般的な呼び方ではないので、お気をつけあそばせ。
 
MahlerRattle1-10