202108InterRock  自宅の庭で転倒なんてしゃれにならない……
 家を新築したのがいまから20数年前。
 その翌年だったか、翌々年だったか忘れたが、リビングの窓の前にインターロッキングのように赤レンガを敷きつめた。

 ご存知の通り、ご存知なかったらこの際存じてほしいのだが、江別はレンガの街である。
 江別の角山地区に昭和窯業というレンガ製造会社があるが、そこでは色ムラなどがある規格外レンガを格安で売っていて、車で何往復化して運んだ。当時はレガシーのツーリングワゴンに乗っていたが、後輪部分が『シャコタン』のように沈んだ。今思えば、かなり車に負担をかけた。よく壊れなかったものだ。

 それがいまやウネウネである。
 何度も冬を越してきて(地面が凍ったり溶けたりして)、このようになったのである。いや、最初から完全なる平坦ではなかった。なぜなら完璧に平坦にするのがめんどくさくなってきて、「ま、こんなもんでいいか。そのうち重みで平坦になっていくだろう」と手抜きをしたからだ。そして、平坦になっていくどころかこのような状態になっている。

 そのうち直そうと思っていたのだが、けっこうな大仕事になると思い、年々も先送りしていた。
 しかし、自分も歳をとってきて、足元も若いときのように柔軟に対処できなくなってきており、このような悪路は転倒の危険があると、先日思い知らされた。
 江別駅前のレンガ敷きの歩道を歩いていたところ、波打ったレンガの角につまづいて、オットット状態になったのだ。
 そういえば、帯広駅前の歩道でもガタガタになったインターロッキングにつま先を引っかけて転びそうになったことも思い出した。

 それが動機となり、もう放置はできないと観念、重い腰をあげることにしたのだった。
 
 ということで、地味で孤独なレンガ並べに取りかかることにした。

 工事終了の暁には、またご報告したい(完全な平坦は望まないでいただきたい)。

Ivanovich イヴァノヴィチ(Iosif Ivanovici 1845-1902 ルーマニア)のワルツ「ドナウ川のさざ波(Donauwellwn)」(1880)を。