今日は悪さをする鳥の話ではなく、鶏肉を食べたって話である。
先日の夜。
この日は妻が所用で出かけていて、夕食は自分の分を自分で作ることになっていた。
冷蔵庫の中を調査すると、チルド室に前日に品質保持期限を迎えていた鶏もも肉を発見。
これは本日調理しなくてはいけないと思い、照り焼きにするか、ソテーにするかと、悩んだ結果、そうだ「かしわぬき」を作ろうと思いついた。
「かしわぬき」とは「かしわそば」のそばが入っていないもので、冷たいそばのつけ汁にもなるよう、濃いめに作る。この「かしわぬき」は釧路の「竹老園」が発祥なんだそうだ。私はてっきりお江戸かと思っていたが、考えてみれば東京のそば屋では「おかめぬき」はあったが、たしかに「かしわぬき」はなかったかもしれない。そもそも、あちらはかしわというよりも、鴨が主流なのだろうし。
釧路に行かなくても、「かしわぬき」は札幌でも出している店はある。
いや、身近なところでは、「八雲」の「かしわせいろそば」(冷たいかしわそば)のつゆは「かしわぬき」だ(麺は冷たく、つゆは温かい)。
さて作る前に、私は慌ててスーパーに行き、そばを一玉買って来た。
乾麺をゆでるのは面倒なように思えたからだ(「かしわぬき」のかしわを食べながらハイボールを飲んだあとだと面倒でしょ?)。ということは、この時点で温かいかしわぬきに冷たいそばという食べ方は断念し、仕上げはつゆを少し薄めて、通常の「かしわそば」にすることに決めたのである(袋めんは冷たくして食べてもおいしくない)。
こうして「かしわぬき」が完成。
一人でもも肉1枚を平らげてしまった。
なお、『音威子府』は『おといねっぷ』と読む。
サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「家でただ一人(Seul a la maison)」。
3曲からなる「犬のためのぶよぶよとした本当の前奏曲(Veritables Preludes flasques pour un chien)」(1912)の第2曲。





ええ、勘違いしちゃいますよね。