高温多湿状態を保つのは無理なので……
昨日のブログ記事のなかの、クープランの「第11組曲」の文字にリンクさせた2015年8月13日の記事。
そこには、その3カ月前に買ったドワーフモンキー・バナナの苗の写真が載っている。
あれから6年。どうなったのか?
こうである。
葉を適度に繁らせているが、花をつける様子はまったくない。花をつけなけりゃ実もつかない。実がつかなきゃ、私はバナナを食べられない。
夏の間生育が良くなりかけたころに北海道は涼しくなる。そのあと再び家屋内に取り込んでも旺盛な生育は無理で(湿気を好むのだが、こちらが生活している以上はムシムシとさせるわけにもいかない)、そのうち地際から新しい芽を出し、夏の間繁った株は枯れるということを繰り返している。
あの子どものようにバナナを食べたかったのに、私の夢はかなわないまま6年が過ぎた。あの子どもも小学校高学年くらいになったことだろう。
ってなことで、このバナナの株とはこの夏限りでお別れしようと思っている。
朽ちた切り株
鉢植え植物の話をもう一つ。
背が高くなりすぎて(そのくせ幹は細い)鉢の安定がひじょうに悪いわが家のアロエ・ディコトマ。春先に地際で切断。また、先の方を乾燥させておいた。
残った幹から新芽が出てくると信じ切っていたのに、どんどん幹が中空になり黒ずみ、枯れてしまった。
上の方を先日土に挿した。挿し木である。うまくいかないような予感がしてならないが、とりあえず様子を見てみる。
大阪在住のときにいくつか買ったサボテンや多肉植物は健康に育っている(ように見える)。
そのなかの1つ、ハオルチア。矢印で示したように気根が出て来ていた。かわいい……

47年前の今日、つまり1974年7月27日。
この日、ショスタコーヴィチの交響曲第9番変ホ長調Op.70(1945)を私は初めて聴いた。
私にとっては前年に第5交響曲に続く第2弾となるショスタコだった。
第5番とはずいぶんと雰囲気が違っていて、困惑してしまった中2の夏であった……
ボレイコの指揮で。
1年中、高温多湿が保たれるところでないとダメみたいです。