中身はだいたい似たりよったり
おととい、鶏肉三昧でコンビニ弁当としてはカロリー控えめで脂ぎっていない私の琴線に触れるお弁当を紹介したが、今日は180度変わって、というよりも別次元である『迷惑三昧』な話題。
やれやれ……
ところで私が初めて《琴線》という言葉を目にしたのは、ハロルド・C・ショーンバーグの「大作曲家の生涯」(亀井旭/玉木裕 共訳:共同通信社)の上巻の、ベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-69 フランス)の章においてであった。
念のために言っておくが、そして私が思うに琴似あたりに住んでいる(新琴似でもいいけど)人が間違えやすい可能性を秘めている気がしないでもないが、《琴線》は《ことせん》ではなく《きんせん》と読む。
……静かな音と極めて魅力的な優しさを湛えた、心の琴線にふれる『キリストの幼時』がある。
オラトリオ「キリストの幼時(L'enfance du Christ)」Op.25,H.130(1850-54)のなかの「2本のフルートとハープのためのトリオ」を初めて聴いたのは1979年のこと。とても清楚な感じのする曲で、まさに私の琴線にふれた。そこで、翌年には全曲のLPを購入したのだが、トリオ以外のほぼ大半を占める部分は、31年経ったいまも全然琴線にふれてこない。 ベルリオーズは好きなのに、この曲とは私は相性が悪いようだ。
私が持っている写真のクリュイタンス盤は現在は入手不可(もしかしたらこの演奏と相性が悪いのか?)。

