※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  “演奏 札 響”って書かれてたりなかったり
 1976年11月11日の次に行った札響の演奏会は12月9日の「第9」だったが、なぜかパンフレットが残っていないし、演奏の記憶もあまりない(指揮はコシュラー)。

 その次に行ったのは12月17日の北電ファミリーコンサート。
 こちらはパンフレットがあるし、もうこのころはゲストを招いての、あるいは司会のHBCアナウンサーによる楽曲解説という形をとらなくなり、北電ファミリーコンサートにおいても毎回パンフレットを配るようになっていたのかもしれない。北電ファミリーコンサートには毎回行っていたわけではないので、よく覚えていないけど(って、覚えていないととか記憶がないってことが多すぎる!)。
 ただ、11ページをみると、連載が始まっていることはわかる。

 この日のコンサートは『北電ファミリーコンサート』らしいプログラムだ。
 というのも、メインとなるべき楽曲が整理券にもパンフレットにも書かれていないのだから。
 『ほか』なのである。
 コンサートとはいえ、演目は最重要事項ではないのだ。

 いや、メインはリストとショパンで、そのあとは〆のデザートだったのか?
 どっちにしろ、ハイドン、リスト、ショパン以外に何が演奏されたか、これまた私も覚えていない。ただ、アンコールで何かのマーチが演奏され、会場の人たちが手拍子をとりはじめ、私の横に座っていたちょっとボーイッシュな女性(20歳過ぎくらいか?)がその手拍子に対し「しっかし!」と言って舌打ちしたことだけは鮮明に覚えている。

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 田宮二郎かぁ……

 ショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)のピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(1830)を、アルゲリッチ&デュトワで。

Argerich