20210518Takenoko1  次の日も初対面を体験!
 火曜日は仏滅だったが、天気が良くて暖かく、日中はさらに暑くなりそうだったので、私は出勤前にキュウリの苗にかぶせてあったポリの簡易温室-といっても、ブラックニッカ・クリアの4リットルのペットボトルの上部を切り落とし、逆さにしてかぶせたもの-を取り除いた。
 キュウリは寒さに弱く、過去に寒さで苗を枯らしてしまったことがあるので、今回はビニールで囲うだけではなく、このように『温存』しているのである。しかし、この日の陽気ではムレムレちゃんになって、熱中症になるかもしれない。なので、取り除いたのだ。
 そしてまた、私もこの日はムレムレじじいにならないようコートを脱いで家を出たのであった。

 この日の私は電車の中で、2日連続で「噴火湾産ホタテご飯弁当」にするか「おふくろの味弁当」に回帰するか、頭の中の思考は卓球のラリー状態であった(「銀鮭弁当」が候補にあがらなかったのは、朝食で銀鮭の切り身を食べたからである)。

 そして連ちゃんは噴火湾アレルギーになる恐れもあると判断し、「おふくろ」にすることに決めて Kiosk に行った。

 ところが、この日は「おふくろ」の横に「おやじ」、ではなく、「筍ごはん弁当」という、これまたサザエの弁当としては私にとっては初顔合わせの弁当があった。
 税抜き価格530円(税込572円)。つまり、「おふくろ」や「銀鮭」の520円(税込561円)と「噴火湾」の540円(税込583円)の隙間を埋める劇的な商品の誕生だ。

 2日連続の新たな出会いに私の胸は感動で打ち震え、この歓びを分かち合うべくレジのお姉さまに握手を求めたかったほどだが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、それは厳に慎んだ(ひじタッチも、変人と思われたら困るので、要求しなかった)。

20210518Takenoko2 私は手にしていた千円札と十円玉6枚と一円玉に、さらに十円玉1枚と一円玉1枚を仲間入りさせ、1,072円を支払い、500円のおつりをもらった。
 その500円でまた近いうちに弁菜亭の「幕の内弁当」を買おうと心で誓い、小銭入れにしまった。

 興奮のあまり写真がボケてしまっているが(←意味不明)、この弁当のサバも塩焼きだが、「噴火湾」と違いジューシーで魚のイヤな臭みがない(昨日のはたまたま部位的にそうだったのか?)。鶏も「噴火湾」と同じく照り焼き風。かき揚げではなく「海老天」なのが(衣は厚いが)うれしい。

 しかし、字を見てわかるように「筍」なのである。
 旬の時季だけの期間限定商品だろうか?
 私としてはこれもまた定番化を願うところだ。

LaSacre 以上の話と直接関係ないが、ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)の「春の祭典(Le sacre du printemps)」(1911-13/改訂1947)を。

 やっぱり私は、この曲ではショルティ/シカゴ響の演奏がいちばん好きだ。