20200327Ebetsu.JPG  降ろし終えたあとはバックする?
 ちょうど一週間前の朝。

 通勤のために江別駅に行き、改札を通り、跨線橋の階段を上り、それを通って線路を跨ぎ、跨線橋の階段を下り、降り立った1・2番ホームを札幌側に少し進み、2番ホームのいつも乗り込む乗車位置にたどり着いた。
 この時点で私は、3番ホーム側を向いていることになる。
 眺めは写真のようなものだ。

 そしていつもは人っ子ひとりいない後ろ側、つまり1番ホームの向こう側の江別駅の南側の構内に、にぎやかさを感じたので、振り返ってみると、そこには長~いレールを積んだトレーラーが3台、縦列停車していた。

20210414EbetsuSTA1

20210414EbetsuSTA2

 こんなに長い物を積んで、どうやって公道を走って来たのだろう。
 新幹線などの車両を運搬するっていう密着特別番組みたいのは観たことはあるが、それと同じ世界だ。
 こんなに長い車両がどうやって交差点を曲がってここにやって来たのか、まったくもって想像もつかない。
 トレーラーのドライバーさんたちのサイン入り色紙が欲しいほどだ。

 そしてまた、このレールは手前に写っている『貨車』に積まれてレールを交換する場所に運ばれるのだろうが、カーブのときにどのようにうまく曲がるのか、私の知能が及ぶ範疇を超えていて見当もつかない。まるで奇蹟だ。

Haydn103Davis ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第96番ニ長調Hob.I-96奇跡(奇蹟。The miracle)」(1791)を。