20210413Aosa  あれからもう40年経ったのね
 多くの人にとっておそらく最も好きでない曜日ではないかと思われるのは月曜日だ。

 本日はその月曜日である。加えて仏滅でもある。

 私としてもみなさんの悲しみに深く共感するとともに、明日の大安を心のよりどころにして、みなさんとともに力を合わせて今日一日を明るく元気に過ごす所存である。

 そんなことはともかく、先週の金曜日の昼は「おふくろの味弁当」にした。
 なんというか、朝からサバの気分だったからだ。それも塩サバではなく西京だ。

 ご存じのように、この弁当にはサバの西京焼き(風)のおかずが入っている。
 そして、この日は免疫力アップの一助になるようにと、セブンイレブン謹製の「あおさ」のカップみそ汁をお弁当のお供にした。みそ汁を飲むと(それも海藻やなめこの)体に良いことをしたような気分になるのは、私がニッポン人だからだろうか?

 でも、考えてみればご自宅で『あおさ』のみそ汁なんて食べたことがない。『ふのり』や『とろろ昆布』はあってもだ。
 ふつうにスーパーに売っているものなのだろうか?
 気にしたこともないから、まったくわからない。
 『のり』のなかでもメジャーなような特殊なような、不思議な位置づけの食べ物だ。それは私だけの話だろうか?まっ、コンビニのPBのみそ汁に使われるくらいだから、マイナーなわけはないか……。

 それはともかく、この日帰宅すると、夕食のメインはサバの塩焼きだった。
 朝はサバな気分だった私だが、1日のうちで『サバサバ』したかったわけでは全然ない。
 なので、ちょっぴり悲しい食卓になった。

 世の中ではあまり聴かれることもない決してメジャーとは言えない作品でも、ふとしたきっかけで、あるいは相性の良さで、自分のツボにはまってしまう曲というのがある。

RespigiMisoridio レスピーギ(Ottorino Respighi 1879-1936 イタリア)の「ミクソリディア旋法の協奏曲(Concerto in modo misolidio gregoriano)」(1925)もその一つだ。

 私が初めてこの曲を耳にしたのは、1981年11月21日にNHK-FMで放送された「青少年コンサート」で、ピアノ独奏は木村かをり、岩城宏之指揮の大阪フィルだった。
 1981年だって。この年の春、私は2年間の高校マスター課程を修了し(二浪ともいう)、大学に入学したのだった。遠い昔のことだ。

 私が聴いている写真のCDは事実上廃盤。