DSCN0206  交換する店はいまは無く……
 何日か前に右手首につけているストーンブレスレットのゴムが切れ、石がばらばらと地面に散らばってしまう夢を見た。

 いやな夢だ。どう自分をごまかそうとしても、前途洋々な気分にはなれない。

 夢のなかのブレスレットは現実に自分が装着しているものと酷似しており、実際のブレスレットは1年ほど前に購入した店である「ストーンブレス カテプリ店」で「まだゴムを交換しなくてもよいですか?」と尋ね、「まだ大丈夫ですね」と店員さんに言われたのだった(その1年前には一度交換している)。

 ところが去年の秋に、私に連絡がないまま「ストーンブレス カテプリ店」は閉店してしまった。
 あれから1年。あのときは大丈夫だったが、ゴムが劣化している恐れがある。けど、店がなくなったのでゴムを交換できない(いや、その気になれば他の店でできるのだが)。夢が正夢になってしまうことも考えられる。

  暗い場所でごめんね……
 そんなこともあり、このところはブレスレットをズボンのポケットに忍ばせている。
 手首にできないときでも、身に着けていればストーンパワーを発揮してくれると、その業界の人たちは本やネットに書いてある(どうしてそうだとわかるのか不思議だが)。
 はっきり言って私はストーンの秘めたるパワーや秘めなくても見え見えのパワーを信じるわけではないが(その恩恵にもあずかっていないし)、気休めにはなるので、持ち歩いてはいるのである。

 さらにまた、手首から外したのには、もう1つ大きな理由がある。
 腕時計を替えたので、石とぶつかって傷つけたくないのである。石と時計のどちらが硬いかはしらないが、どっちも傷つけたくないという思いだ。過去にはこんなこともしてみたが、はがれてしまうのですぐにやめた。これまでつけていた時計も、そしてブレスレットの石も傷つくことはなかったようだが、今回はいまのところは隣接させないようにしている(ブレスレットを右手首に着けることも試してみたが、ひどく違和感があるのでやめた)。

GottscchalkTropics ゴットシャルク(Louis Moreau Gottschalk 1829-69 アメリカ)の「過ぎし時の反映-夢(Reflets du passe - Reverie)」Op.28(1847)を。