紅梅巻きにサクラマスに桜ようかんに……
あの駅弁が終売となった。2月末のことである。
私の定年退職にあわせてこの世から姿を消したのではない。製造・販売している弁菜亭(札幌駅立売商会)にしてみれば、もう冬が終わったからである。
そう、もう季節は春なのだ!
その証拠に、自宅のカーポートの屋根の雪の嵩はすっかりと減った。
庭に積み上げた雪のせいで、幹の先の方しか見えていなかったオンコの木も、上の3分の1くらいは姿を現した。ただでさえ傾いてひどいのに雪の重みで閉まりが悪かった物置の戸の動きも少しはまともになった。
そして私は新たなシーズンの到来を感じるべく、新たな駅弁を買った。
今月から販売されている「四季のこだわり駅弁シリーズ 彩り御前 春便り」である(税込み1,000円)。
包装紙の色合いが、もうほとんど「いまはもう春」状態。
そして、お品書きに書かれているように、まさに「お花見の賑わいと華やかさを盛り付けた」って内容。
一口食べるごとに、私は大いなる喜びに包まれたのであった。
唯一ケチをつけるとしたら、ホタテが稚貝(ベビー)だったことか……。でも、この価格ならしょうがないよな。
私の大好きな曲の1つ(大好きな曲がたっくさんあってごめん)、ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「春の交響曲(Spring symphony)」Op.44(1949)を。







はい、行楽気分になります。