20210226EKIBEN1  ふだんの行ないの良さ?この日は平常運行
 今日は3月2日であるが、まだ話題の中心・核心・関心は2月のことである。当ブログにおいては。

 2月最後の平日だった26日は、私に定年退職の辞令が交付される日であった。
 万が一、雪で電車が遅れ、この儀式に遅刻しては大変とばかり、いつも利用している電車ならひどく早すぎるのだが、でもそのいつも利用している電車に乗った。この日は幸い列車の運行ダイヤの乱れもなく、定刻に札幌駅に電車が到着。おかげさまで私は駅のあたりで1時間近くにわたって時間をつぶすという特典を得た。

 北海道新幹線5周年を記念したちょっとしょぼい展示を見て、Kitaca にチャージし(これについては、20秒しか時間がつぶせなかった)、Kioskで「うらら」を買った(同30秒)。
 でも、8時に四季彩館が開くと、ジンギスカンやら缶つまなど、ふだんじっくり見ない商品を見て楽しむことができた。あなたも暇なときに、四季彩館(札幌西店)の奥の方まで行ってみるといい。

 さて時間をつぶした末に会社に行き、辞令をもらい、これまでお世話になった人たちに(コロナ感染拡大の世であるがゆえ、遠慮がちに)あいさつをして回ったが、この日はお礼を言いたかった人たちの多くが在席していて助かった。千葉さんも席にいたが、残念ながら電話中であいさつできなかった。また、氷山さんは出張中だったのだろう。不在だった。

 さて、あいさつ回りが終わり、昼食の弁当を買ってから出向先の会社(儀式は終わったが、28日まではまだ出向の身だ)に向かおうと思ったが、まだ10時前でデパートは開いていない。コンビニ弁当はどうも……。ということで、わざわざサツエキに行き、駅弁を買った。

  毛ガニは三大Kに入っていない
 この時間だと、さすがにひと通りの駅弁が入荷していた。
 記念日だから奮発しちゃおうと、私は「かにめし」「札幌駅名物」という二枚看板的副題までついた「期間限定 New 三大蟹弁当」を買った(↓ ピンボケをお許し願いたい)。

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 どれもおいしい味つけだったが、やはり個性が強いのは花咲ガニだ。

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 むかし私の父が根室に単身赴任していたことがあり、自宅に帰ってくるときなど花咲ガニをおみやげに買って帰ってきたので、私にとっては花咲ガニはなじみが薄いカニではないのだが、久しぶりに食べると、ちょっとくどいかもとさえ感じた。

 どうでもよいが、「三大」に毛ガニ(「かに本家」的に言えば「毛かに」)が入っていなくて、世間の常識的には通用するのだろうかと心配になる。北海道人にとっては、ずわいよりは毛ガニだと思うのだが……

 それにしても「蟹」という漢字、あらためて見ると気持ち悪い。だって、虫を解するんですよ!

 って、カニは簡単にばらばらになるから『解』の字が入っているらしい。で、『虫』は蛙なんかのような小さな動物を意味するようだ。けどさぁ……

Dufay デュファイ(Guillaume Dufay 1400頃-74 フランドル)の3声のロンドー「数知れぬ挨拶を あなたに(Mille bonjours je vous presente)」。

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