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  南ドイツ新聞の評がすてき!
 この日の演奏会は、良くない意味でよく覚えている。

 モーツァルトの交響曲第32番は、私がクラシック音楽を聴くようになってまだ日が浅いうちに知った曲。NHKの第2放送でN響による演奏をエアチェックし、雑音が混じり放題の録音を聴いて親しんだ。

 その32番が生で聴けるとあって楽しみに行き、実際楽しめた。
 しかしのあとがだめだった。
 コンチェルトで私は爆睡してしまったのだ。しかも前かがみにではなく、首を思いっきり後ろに反らして。後ろの席の人にたいへん申し訳ないことをした。
 そして恥ずかしさと、せめてメイン・プログラムは良い状況で聴いていただこうと後ろの席の人に配慮して、2曲目が終わったあとの休憩中に逃げるように帰宅の途についたのだった。

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 それにしても、海外渡航公演から1カ月でシュヴァルツは札響を去ったことになる。
 なんか最後はすごい慌ただしさだったんだ。あのころは気づかなかったけど。

 送別演奏会には私も聴きに行ったが、不思議なことに当日のパンフレットが残っていない。

MozartMackerrasComp そしてまた、高校生になると4ページに広告が載っている「クレモナ」に、私はときおり行くようになったのだった。

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第32番ト長調K.318(1779)。