数量限定がわたしを惑わせる
 今週の月曜日は久々にファミリーマートの弁当を買って食べたことを、謹んで報告いたしたわけだが、そのことを報告した当日の水曜日もファミリーマートに寄って、弁当を買った。

 それがこれである。

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 「炒飯&油淋鶏弁当」。
 「ハンバーグ&豚生姜焼弁当」よりも100円も安い。
 そしてまた、これまで幾度となく、このような Fat ボリューム豊富な弁当を食べて後悔し、自己嫌悪に陥ってきたのに、また手を出してしまった。

 だって『数量限定』なんですもの。
 この言葉には、ちょっと、いや、かなり弱い私。
 コンビニ弁当の世界における『数量限定』ということが、いったいどの程度の規模をいうものなのか、詳しいことははよくわからないけど。

 しかし、この弁当に私は幸せを感じなかった。
 「ハンバーグ&豚生姜焼弁当」のレベルの高さとは対極にあった(個人の感想です)。
 油淋鶏は、これのどこが油淋鶏なの?ってものだし、炒飯もどこか正体がはっきりしない味付きご飯だった。

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 食べ終えたあと、空しさだけが-いろいろな意味で-残った。

 そしてまた、私は特にこの手の弁当(炒飯もの)とは相性が良くないようだ。

Agricola アグリコラ(Alexander Agricola 1446?-1506 オランダ)の「空しく私は泣く(J'ay beau huer)」を。

 空しいことに廃盤である。