20210125PL_FM  高レベルの肉製品コンビ
 この映画を観たという話ことではない。

 おとといの朝はファミマこと「ファミリーマート」で昼食用の弁当を買ったのである。

 先日歯科医院に行ったことを報告したが、そのときにちょっとファミマに寄り道した。

 目的は、魅惑的な弁当があらたに発見できないかということだったのだが、みごとに興味をそそられる弁当を発見した。しかしそのときは購入を見送った。
 なぜなら、コンビニ弁当をぶら下げて歯科医院に行くのはどうかと思うし、その日の昼は天丼弁当にする野望を胸に秘めていたからだ。

 で、おとといに通勤途中の道沿いにあるファミマに寄ったのだが(つまり市場リサーチした店舗とは別)、この時間でまだ入荷していなかったら、あるいは売り切れていたらどうしようかという私の心配も空振りに終わり、みごとにゲットすることができた。『ハンバーグ&豚生姜焼き弁当』である。

 考えてみれば豚の生姜焼きのコンビニ弁当でありそうで案外無い(これだって『生姜焼き』ではない)。
 それはともかく、コンビニ弁当としては税込み598円という高価格帯。

 すりおろした生姜のイエロー度が生々しいが、食べてみると全然刺激的ではない。そしてまた肉の味つけは、こういう弁当にしては珍しく、変に甘辛くなくあっさりした薄味。
 一方ハンバーグも、弁当に入っているハンバーグにありがちな得体の知れないクセがある味ではなく、きちんとした正統派の味である。

 これなら約600円でも文句をつけられる筋合いはない(と、いきなりファミマ側の立場に変身)。

 やはりたまにはセブンイレブン以外のコンビニもチェックする大切さを学んだのであった。

ZimmermannMetamor B.A.ツィンマーマン(Bernd Alois Zimmermann 1918-70 ドイツ)の「黄色なるものと緑色なるもの(Das Gelb und das Grun)」(1952)を。