20210105PL1_Ishikari  まだ入ってきていません
 私の今年最初の出勤日は5日の火曜日だったのだが、狭い選択肢の中でいろいろ悩んだ挙句、初日はちょっとリッチにと、駅弁の「知床とりめし」を昼食用に買おうと決めた。

 札幌駅改札内の弁菜亭に行くと、しかし「まだ入荷していない」というつれない答え。

 しかしここで駄々をこねるようなおとなげのない私ではない。
 瞬時に左脳から右脳へとスイッチを切り替え、「では、いしかりを」とジェントルマンそのものの言い方で、「いしかり」を所望した。所望して手にした。

  鶏が忘れられなくて……
 しかし、私は10時ころになって、やはり『鶏』のことが気になりだした。
 思い立ったが吉日のはずが、製造優先度が「いしかり」より低かったために「とりめし」を手にすることができなかったことが悔しい。こんなことならもっと遅い電車でくればよかった(と本末転倒なことまで考えてしまった)。

 その悔しさをどこにもぶつけようがないので、なんとかしようとセブンイレブンに行ってみた。
 すると「新発売」の『こんなもの』があったので、「いしかり」のオプションとして購入した。

 さて、令和3年になっても「いしかり」は変わらぬままだ。そりゃそうだ、だからこそ定番のロングセラー商品なのだ。

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 で、私がオプションで買い足したもの。
 それがこれだ!

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 『とりめし』を口にできない不満を「炭火室蘭風やきとり」で満たすことにしたのだ。腹も満たし過ぎになったが。

 このおにぎりだが(室蘭“風”というのが、いやな表現だ)、確かにタレの焼き鳥の味なのだが、ちょっとクセがある。私にはそれがちょっと鼻につく味だった。マスタードが使われているせいかもしれない。そしてまた、子どもにはちょっと辛さがきついかもしれない。

 えっ?『室蘭やきとり』は鶏肉じゃなく豚肉だろうって?

 はい、そのとおりです。
 細かいことは言いっこなし!

Fennell Marches 以上の話とはまったく関係なく、今日はスーザ(John Philip Sousa 1854-1932 アメリカ)の行進曲「アメリカ野砲隊(U.S.Field Artilley)」(1917)。

 行進曲ってあるとき突然無性に聴きたくなりません?
 まるで「とりめし」を欲するがごとく。