電話が鳴ったのは、昨日の朝8時前だった。
発信者の番号は携帯電話の番号。
朝から「新しい格安光回線へのお乗り換えはいかが?」っていう勧誘電話かなと、出ないで放置しようかと思ったが、ちょっと期待して受話器をとった。
それは「道央衛生」からだった。
大晦日の日に江別管工事業協同組合に、私が水漏れで窮地に立たされていることを電話して、その日の当番で来てくれたのが「道央衛生」の人。
私が思い込んでいた、上水道管からの漏れということをやわらかに訂正し、実は排水管からの漏れだと教えていただき、「排水管を高圧洗浄すれば直ると思うが、いまは正月休暇でできないので、それまではシンクではチョロチョロと水を流すようにしてください」と説明を受けた。
私はその場で、「その高圧洗浄を、年明けにお願いしたいのですが」と言ったのだが、年明けに係の者から電話を入れますと言われていたのである(写真は同社のHPから)が、朝のこのトルルルルルはその電話だったのだ。
期待は現実化した。
仕事始めの日に、真っ先に私のところに電話をしてくれ「今日は家にいます」というと、8時半ころには自宅に到着した。
地盤沈下にも要注意
当番だった社員の方からきちんと引継ぎがなされていて、こちらがどうのこうの説明する必要もなく作業開始。しかも、当番の方が、排水管の床上のレベルが下がっているということも言っていたようで、シンクからのホースを入れる垂直に立ち上がったパイプの床上部分を少し継ぎ足した。
この辺りはもともと田んぼだったこともあって地盤が良いとはいえず、年数の経過とともにパイプが下がる(沈む)ことは珍しいことではないという。
床上浸水にならなくて良かったものだと、改めて思った。
ところでパイプ内部は密封されているはずなのになぜ床下に漏ったのかという疑問についてだが、シンクからのホースは排水管に差し込まれているだけということや、排水管の継ぎ目も場合によっては詰まって行き場を失った排水の圧によって隙間が生じそこから漏るということだった。
高圧洗浄をを行なうと、どぶ臭い汚水が出てくる(どういうからくりか知らないが、台所側からパイプを入れるのだが、汚水もこちら側に逆流するように戻ってくる。それをバケツで受ける。
こんな状況でまた床下にあふれているのではないかと心配になり聞くと、「大丈夫です」という答え。あとから確認すると、一連の作業中に床下に漏れた形跡はまったくなかった。
作業は1時間ちょっとだったろうか?
これで、ふつうに水を流せる当たり前の恩恵を、再び受けるようになれた。
それにしても、「道央衛生」の迅速な対応には感謝するばかりである。
ありがとうございました!
J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV.1006(1720)を。

パルティータ第3番の第1楽章(前奏曲)は、のちにバッハがカンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」BWV.29(1731)のシンフォニアに転用された(ので、今日はこの曲を選んだってワケ)。
はい!言葉にはできないほどの安堵感です。