202012BackPack  両手が解放されるとき
 ずっとサラリーマン生活を送って来て(いまも送っているが)、私が続けてきた原則がある。信念とかこだわりとかいう大げさなものではないが、それは仕事ではビジネスバッグを使うということだ。
 通勤や会議出席、取引先訪問のときにである。

 何を言いたいかというと、仕事ではバックパック(リュックサック)は使わないということだ。
 いや、バックパックで通勤している人を非難する気はない。それにいまやビジネスシーンでもバックパックは市民権を得たと言ってもよいだろう。

 しかし、通勤ならともかく、外部会議や取引先を訪問するときにバックパックはちょっと違和感を感じるというのが私の気持ち。
 なので、これまでずっとビジネスバックを使っていた。

 が、このたび、通勤用にバックパックを買った。
 プライベートではバックパックは使っているので、両手が空く便利さ、そして安全さは理解しているが、あらためて通勤で使ってみて、ちょっと恥ずかしさみたいなものを感じるが、楽であることを実感した。特に今の季節は転んだ時のことを想定しても、両手がフリーなのは顔面を地面に強打する危険性は減る。

 買ったバックパックはLIVERALという国産のもの。会社は名古屋の隣、長久手にある。
 北海道ではほとんど置いてある店がないそうで、その1つである札幌のショップが期間限定で江別蔦屋書店に出店していたのに偶然遭遇し、『Egg pack』というこのバックパックの、防水生地のタイプを選んだ(3種類の素材が用意されている)。

  テニス肘も快方に向かうかも
 ところでなぜ私は、これまでのビジネスバッグからバックパックに切り替えることにしたのか?

 まず第一に、取引先を訪問したり外部主催の会議に出席するという機会がほとんどなくなり、基本内勤という仕事になったことがある。
 また、水筒を持ち歩くようになり、さらに個人と会社のスマホ2台を持ち歩くことになった。これらの重量はけっこうばかにならない。ビジネスバッグがズシリと重くなる。

 さらに、近い将来ノートパソコンも持ち歩く必要が出てくることがわかったからだ。
 つまり在宅勤務のときは会社のノートPCを自宅に持ち帰り、出社のときは自宅から会社にノートPCを持っていく(現在は在宅勤務のときは個人のPCを使っているが、会社の専用システムにはつなげられない)。そうなるとビジネスバッグでは容量不足、かといって出張用のビジネスバッグだと大きすぎる(まあ、バックパックもそれなり大きいけど)。

 ということで、バックパック通勤に転向したのである。

 ところで、家にあるプライベート用のバックパック2つを今回あらためて見て、驚いた。
 まったく意識しないで買ったのだが、同じメーカーのものだったのだ。

anello2

anello1

 黒い方はいまから4~5年前に三井アウトレット北広島で買った。
 モスグリーンの方は2年前に大阪のルクアで買った。

 無意識下で、私はこの anello ってブランドが好きだったのかしら?

ElgarEnigmaSolti さて、今年最後にあなたに燃えて燃えて萌えてもらうための1曲は、エルガー(Edward Elgar 1857-1934 イギリス)の行進曲「威風堂々(Pomp and circumstance)」第1番ニ長調Op.39-1(1901)←意表を突いた選曲のつもりなんですが、いかがでしょう?

 さて、わざわざ私に言われたくないだろうが、今年も今日で終わり。
 みなさんには今年も1年間お付き合いいただいたことを感謝する次第である。

 どうぞ良いお年をお迎えください。では、また明日!