コロナで始まりコロナで終わる2020年。
だが、コロナという世の中の大きな問題はさておき、今年の最後の3日間はMUUSAN個人のこの1年を振り返ってみることにする。
なんといってもまずは仕事面での大変化である(「へんげ」ではなく「へんか」と素直に読んでいただくことを推奨する)。
もちろんそういう仕組みなので、これまで30年以上働いてきた会社から別な会社に出向することはわかっていたが、働く会社が変わるということは(まだ籍はもとの会社にあるが)コペルニクス的転回に匹敵する大きな出来事である。

なお、出向者を対象として、出向にあたっての心構えなどを説明してくれる集合研修が2月に予定されていたが、コロナのせいで中止。方々に散っていく出向仲間と最後に顔を会わせることができなかったのがとても残念で、コロナの首を絞めてやりたい気分になった。
元上司からのお手紙に人情を感じる
4月には、そんな私の出向を知った元上司から手紙が来た。
「もうそんな年になったんですね。お疲れさま」という内容で、私はそこに書かれている携帯電話の番号に電話をかけた(番号が書いてあるということは、電話が欲しいというメッセージと受け止めたのである)。
その方(私が40歳のころ、部長だった人だ)も、もちろん年をとったが元気そうで、一度焼き鳥でも食べましょう!と約束したものの、これまたコロナの感染拡大が収まらず、年内の再会はできないまま終わった。コロナの急所を蹴り飛ばしてやりたい気分だ。
私は今年度、町内会の役員を務めているが(回り番であり、自ら立候補したのではない)、これまたコロナで総会やら各種行事は中止。その点はちょっぴり楽だったが、もちろんそのことでコロナに感謝するなんてあり得ない。
また今年は、コロナで躊躇したものの、歯科通院を決意。
その結果、歯抜けだった両サイドの上の奥歯が入れ歯として復活。
もちろん違和感はあるが、よく噛めないまま飲み込んで喉つまりするようなことはなくなった。
整形外科分野の健康状態は、あっちが治ればこっちが痛くなったりではあるものの、今年はひどいぎっくり腰や五十肩のひどい症状が再発することなく過ごすことができた。テニス肘もひどくなることはなく推移している。

そんなこんなで1年の前半を振り返ってみたが、こうなったら元気が出る曲を聴こう。
R.シュトラウス(Richard Strauss 1864-1949 ドイツ)のホルン協奏曲第1番変ホ長調Op.11(1882-83)なんてどうでしょう?
普通の女性はそういうことは「楽しみにすること」ではないって。
MUUSAN
が
しました