※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  会場全体がドヨ~ンとした空気に包まれていたと思うのは、、、私だけですね、きっと
 この日の演奏会のことはよぉ~く覚えている。

 それは感動したとか興奮したとかすばらしいメロディーに出会ったとかいうプラスの思い出ではなく、なんとつまらなかったっことかという記憶である。

 実際、なんであんなに退屈したのだろう?
 不思議なくらい私は演奏に魅せられなかった。

 この数年後に「スラヴ舞曲」をエアチェックしたときには、とても好きな曲に異例の速さで昇進したのに、なぜ生で聴く貴重な機会だったにもかかわらず、曲の片鱗すら心に響かなかったことが謎だ。

 そしてまたホルンのソリストが愛想っ気も何もない、見た目はカタブツって感じで、「音楽やってるのが楽しいのかな、この人?」って、私は一目で得意じゃない人というレッテルを貼ってしまった。
 独奏者としてはこのときの来日が日本デビューとなるとプロフィールに書いてあるが、その後私はハンス・ピツカという名前は目にしていない。デビューは失敗だったってことだろうか?

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 にしても、“深い悲しみと新たなる決意を秘めた感動のCD-4特別録音”ってすごいな(7ページ)。
 オイストラフやフデチェックがヴァイオリニストだと知らない人が読んだら、この2人のことを録音技師と思うだろうな。

HaydnMHorncon ミヒャエル・ハイドン(Michael Haydn 1737-1806 オーストリア)のホルン協奏曲ニ長調P.134

 写真を載せた、私が聴いているCDは廃盤。