オール・ドイツ
 断捨離番組に影響を受けているわけではないが、持ち物を減量していかなくてはと思っている。だって、私はもう、あと40年は生きられない(はずだ)からだ。
 CDや書籍も処分し始めているが、なかなか思い切れないのが過去に聴きに行った演奏会、特に札幌交響楽団(札響)の公演パンフレット(楽曲解説)である。

 でも、置いておいても私とともにそれらも老いていくだけだ。
 だが思い入れもあって、価値があると思わざるを得ない心境を無我の境地に変えることができない。

 そこでスキャナーで取り込んでデータとして残すことにした。こうすれば現物を処分しても、あとから内容を見返すことができる(ほんとに見返すのかという疑問は残る)。
 さらに不定期になるが、そして著作権がどうのこうのと言われると私は困ってしまうのだが、それをこのブログでも紹介していくこととしたい。
 みなさんにもむかしをなつかしんでいただければ、あるいはいまの世代の人たちにはむかしはこうだったと知っていただくのに役立てればと思っている。

 今回は札響の定期演奏会に私が初めて行った、1973年12月14日の第133回定期演奏会である。
 当時はこのパンフレットは「札響だより」と呼ばれており、サイズも縦が20.5cm、横が21.3cmというものだった。

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 実は私が初めて札響の生演奏に接したのは(札響というよりも初めて演奏会なるものを聴いたのは)、この「札響だより」の12ページに記載されている「手稲東中学校音楽教室」であった。だって、私はこの中学の生徒だったから。

 なお、これまで私が聴いてきた札響の演奏で強く印象に残っているものについては、過去に45回にわたって「私の札響感動史」として書いているので、あなたが善い人ならたまにはそちらも訪問していただければと思う。

BeethovenSym6Mon ベートーヴェン交響曲第6番ヘ長調Op.68田園」(1807-08)をモントゥーの演奏で(ここでも取り上げている私のお気に入り)。