おとといのブログ記事で(村上春樹の「羊をめぐる冒険」の)次に読む本として小檜山博の「人生という花」を買ったと書いたが(そのとおり書いていなくても、ニュアンスでおわかりいただけるだろう)、でも並行して、もう1冊読み始めた。
それが三浦綾子の「岩に立つ」である。
なぜ同時並行するのか?
紙製の単行本である「人生という花」を通勤で持ち歩くのはかさばるし重いからである。
すっかり根性なしに落ちぶれてしまって申し訳ない。
「岩に立つ」は、
実在の市井の人物をモデルに、気骨あふれる半生を描いた痛快長編。
著者が、私心のないその生き方に関心を持ち、実在の市井の人物・鈴木新吉を主人公にして、小説を書いた。「七年の歳月をかけ祈りをこめて描く初の書下ろし」(初版・帯より)。
著者夫妻がはじめて持った小さな二階建ての家を建てたクリスチャンの棟梁は、気骨あふれる痛快な男だった。著者には珍しく、男っぽい語り口で綴った貴重な一作。
著者が、私心のないその生き方に関心を持ち、実在の市井の人物・鈴木新吉を主人公にして、小説を書いた。「七年の歳月をかけ祈りをこめて描く初の書下ろし」(初版・帯より)。
著者夫妻がはじめて持った小さな二階建ての家を建てたクリスチャンの棟梁は、気骨あふれる痛快な男だった。著者には珍しく、男っぽい語り口で綴った貴重な一作。
という内容。
問題はマルチタスクが苦手な私が2冊を交互に読んでいるうちに、頭のなかが『半生という花』という新作、いや珍作に化けてしまわないかだ。そこが心配である。

それ、かっこよいですね。
MUUSAN
が
しました