20200429Ebetsu_Antena  丸〆で出される牛肉はどの料理も最高だった
 前回の話を忘れている方がきっかり100%だと私は断定できるところだが、とにかく次男坊がおしっこをもよおし、ホーム企画センターの現地案内所でおしっこをさせてもらったのである。
 1996年の秋のことだと思うのだが、97年の雪解け時期だったかもしれない。

 トイレを借りるだけで「どうもでした」と帰るわけにはいかない。
 それに私たち家族は、このころ札幌市内および近郊でマイホームを建てる場所をちょっぴり本気で探していたのだ。
 当時は札幌市中央区にある社宅(古い一軒家)に住んでいたのだが、子供の成長によって手狭になりつつあったことと、住むには便利な場所だが、生活し続けるには子どもにとって必ずしも良いとはいえないのではないかと思ったからだ(社宅だからずっと住み続けるってことにもいかないだろうし)。

 その一環でたまたまこの日は江別にこの日出かけたのだが、それは「北海道マイホームセンター」の分譲地情報に、このあたりも載っていたからだった。
 私は江別にある大学に通っていたのだが、学生時代に江別駅のあたりに行ったことは一度か二度しかなかった。
 社会人になって、やはり二度か三度江別駅まで来たことがある(一番町の国道沿いの交差点にLAWSONがあるが、その場所に江別牛を食べさせてくれる「丸〆」というレストランがあり、取引先の方に招待されたのだが、ここの肉はおいしかった。現在はない)。
 2本の背の高いアンテナ(NHKラジオのもの。上の写真はそのうちの1本で今年の4月に撮影)でフラッシュがピカピカ光っており、それがひどく遠い場所のように思われた(実際、江別駅からはけっこう遠い)。

  スマイルタウン外を勧め、しかも値段も当初と異なったので……
 いずれにしろ、私にとってこの界隈はほとんど未知の場所だったし、ましてや駅の南側はまったく知らない場所であった。

 社会人になって、

 さて、このときいただいたチラシ類がこれである。

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 そして、パンフレット。

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 ちょっと話はそれるが、パンフレットにも載っている「江南団地通」というバス停はいまでもある。
 が、この「江南団地」なるものがいったいどこでどのような《団地》なのか、いくら調べてもわからない。どなたがご存知の方がいらっしゃったら、ぜひともお教えいただきたいと願っている。

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 さて、ホーム企画センターのモデルルームまで見せていただいたが、説明した人がこの日私たちに勧めてくれたのは「ゆめみ野」ではなく、上江別東町の土地だった。
 きっと先に売りに出していたそっちから売りたかったのだろう。

VivaldiSacred しかしそのとき言っていた価格(土地+家屋)が、後日出てきた見積書では200万円も上がっており、不信感を抱いた私はこの会社とはそれ以上話をすることはなかった。

 ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741 イタリア)の「主が家を建てられるのでなければ(Nisi Dominus aedificaveret Dominum)」RV.608
 

 この続きは、また今度。