先週の金曜日は気温がずいぶんと上がった。
なので、在宅勤務の身であるにもかかわらず、“時間をなんとか作り出し”、ついに野菜の苗を庭に植えた。
実は苗はその少し前に買ってあった。
だが、まだ植え付けるには気温が足りず枯らしてしまうと思い、買ってきた状態で夜間は物置にしまうようにしていた。
いちばん良いのは、植え付けるにふさわしいほど気温が上がったときに苗を買うことだが、そのころになると苗は売り切れてしまっているのではないかという強迫観念に毎年襲われるのである。
今年も私はその強迫観念に、一度は打ち勝ったが(最初に近所のスーパー内の園芸店に入荷したときにはがまんした)、やっぱりすぐに負けた。
それでもすぐに植え付けるなどという行為には及ばず、植え付けはがまんしていたのである。
金曜日の気温で、「いまでしょっ!」と決意した。
ところがである。その翌日の土曜日は、風は強いは、気温は上がらないは、日も差さないはで、私は早まったと認めざるを得なかった。
反省を込めて、ブクステフーデ(Dietrich Buxtehude 1637頃-1707 ドイツ)のコラール前奏曲「ああ主よ,あわれなる罪人のわれを(Ach Herr, mich armen Sunder)」H.4-3-1,BuxWV.178。
とにかくこのビニールが苗たちを守ってくれることと、早く暖かい日が続くようになることを祈るしかない。
罪深い私からもう1つ、懺悔。
まだカッコウの声を今年は聞いてないのに、タネもまいちゃったんです。
がまんできなかったんですもの……
祈ります……
MUUSAN
が
しました