20200516Doshin_Ponta
  唐草模様がトレードマーク
 今日のタイトル、東京ぼん太のことを知らない人にとってはちっともおもしろくないに違いない。そして、東京ぼん太を知らない人の方が、すでに世の中の過半数を占めているに違いない。さらに言えば、東京ぼん太のことを知っている人にとっても、今日のタイトルはつまらないに違いない。

 荒木英助さんが東京ぼん太のファンだったかどうかは知らないが、「北海ぼん太」ってと書かれた店の看板を目にしたとき、私の頭の中は唐草の渦巻模様でいっぱいになった。いまから38年前のことだ。

   当時は私も日本酒派だった
 1982年の1月のことだったと思うが、私や Kbys君をはじめとする5人くらいで、大学のサークルの飲み会を、江別は野幌にあるこの店で行なったのであった。
 誰がこの店に決めたのかわからないが、私は初めて名前を耳にし、初めて店の建物を見たのだから、私ではないことは確かだ。

 店の2階で飲んだと思うが、どんな料理を食べたのか記憶にない。
 覚えているのは、日本酒を飲みすぎて気分が悪くなった Kbys君がトイレに籠城したまま出てこなくなり、店主に「Kbys君、大丈夫ぅ~?出てきてよぉ~」と心配して何度か呼びかけてくれたことと、トイレを使いたい他のお客さんに多大なるご迷惑をおかけしたことだ。

 考えてみれば、あの当時の私は飲んでもさしておしっこが近くならなかった。だってトイレが開かずに困り果て、悶絶したという記憶もないからだ。
 私もけっこう燗酒を飲みすぎて、夜中にラクダが出てくる夢を見るほど喉が渇いた。

 それにしても、あのころ店主の荒木さんはまだ40歳だったんだ……まあ、私も21歳の誕生日前だったわけだけど。

 あれから「北海ぼん太」を訪れたことはない。だから偉そうなことは言えないが、新型コロナが落ち着くまで耐え抜き、再び店がにぎわうことを祈ってやまない。

CouperinOrdreCompBaumont クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「輝かしい女,またはボンタン夫人(L'etincelante, ou La Bontems)」を。
 「クラヴサン曲集第2巻」(1717刊)の「第11組曲」(全5曲)の第2曲である。

 で、Kbys君、その後もこれ読んでくれてる?

 そして、ysr さん。メッセージありがとうございます。
 Homac に「キーレー」ありましたか?
 隙間、きれいにしてください!