20200429Ubayuri.JPG  私も私の周りも、幸いみな元気
 先週、会社を訪ねることがあった。

 この場合の『会社』というのは、もともと私がいた会社、つまり出向元の会社のことである。そして、何度か言いわけしているように、まだ私はそこに籍がある。
 そしてまた、私にはいま勤務している会社、つまり出向先の会社もある。
 紛らわしいので、これまで30年以上勤めてきた出向元の会社の名前をA社、新たにお世話になることになった出向先の会社の名前をB社としよう(実に発想が貧困である)。

 A社には用があって凸川さん(私と同じタイミングで札幌に転勤となった)を訪ねて行ったのだが、そして凸川さんは元気で何よりだったのだが、フロアを見渡すと半分ぐらいの席は空いていた。どこの会社も出張自粛の折だから、どう考えても出張で不在にしているとは思われず、交代で在宅勤務をしているようだった(実際そうだってことを、そのすぐあとに凸川さんから教えてもらったわけだけど)。

 凸川さんとの会談が終わったあと、千葉部長と(大阪で一緒で、やはり今回札幌に転勤した)東尻課長の姿が見えたので立ち寄ると、嫌な顔もせずに話し相手になってくれた。
 お二人とも元気だったが、なんでもA社の近隣のビルでもコロナ感染者が何人か出ているということで、気持ちは穏やかではないということだった。

 そしてまた、コロナ騒動が治まったら絶対に飲みに行きましょうと言ってくれた(絶対とは言ってなかったかもしれない)。ありがたいことである。

 それにしても、なんと重苦しい気分の春だろう。
 そんななか、野草が伸びてくるのを目にすると、それでも心が和む。
 写真はオオウバユリ。気晴らしに散策に出かけた(江別市の)郊外の雑木林で見かけた。

 赤い葉脈が派手すぎと思う人もいるかもしれないけど、このつやのある葉が私は好きだ。

DebussyRavelBoulez この写真はスマホで撮ったもので、あのコンデジでの画像よりシャープだが、どこか平板的なのは絞り値のせいだろうか?(スペックを見ると、なんとf2.0ということだ。すごい明るいレンズってことになるが、それだけ被写界深度が浅いってことになるだろう)

 ドビュッシー(Claude-Achille Debussy 1862-1918 フランス)の交響組曲「(Printemps)」(1886-87)を。

 今日は「昭和の日」か……(ただつぶやいてみただけ)