地面からぷっくりとした姿を現したフキノトウを目にして、「Ohhhhh!Spring has come」などと喜んだ、その日の翌日。
そこよりもさらに自宅に近い道路っぷちで、もっとしっかりしたフキノトウを見つけた。
これはまさにフキノトウらしいフキノトウだ。
だが、このあとぐんぐんと花茎を伸ばし、綿毛をつけ、それが風に乗って拡散し、場合によってはわが庭にも進出してくるかもと思うと、けっこう嫌な気持ちになる。
嫌な気持ちといえば、これだけ北海道を、日本を、世界を精神的にも肉体的にも蝕んでいる新コロナ・ウイルス流行に便乗して、あーだこーだと人から金をだまし取ろうという詐欺が《流行り始めて》いるようだ。
そもそも詐欺なんつーものは相当刑を重くすべきだと思っているが、新コロ便乗詐欺はさらに厳罰を下すべきだ。と、近所でボーっとしていた鷺 を見ながら思った私。
けど、家の近くで鷺(ですよね?)の姿を目にできるなんて、私はなんて恵まれた環境で暮らせているのだろう。
そしてまた、ここ小麦の町・江別では、雪解けとともに秋まき小麦の緑色が現われてきた。
今年も豊作でありますように!
ところで昨日は、朝のうちは木村洋二と熊谷明美のかけあいがおもしろいSTVラジオの「ごきげんようじ」を聞きながら(この番組はおもしろい)、グラズノフとかプロコフィエフのCDのリッピングをしていたが(むちゃくちゃミスマッチだ)、こんなことじゃいかんと外に出ることにした。
玄関のドアを開け、太陽の光を浴びると、右頬あたりで光合成が盛んになったような気がした(もし私の皮膚に葉緑体があればの話だが)。
何言ってんだい?
ってことで、家から出た私は、物置の中の片づけをしたのであった。
ほうら、バラの芽もぷっくり。ふふふふふ……
タンポポ以上に厄介です。今シーズン、忘れてなきゃ写真撮っておきます。
MUUSAN
が
しました