今回大阪から北海道へと引っ越すにあたって、大阪でも、そしてこちらに帰って来てからも《粗大ごみ》の収集の申し込みをし、持って行ってもらった。
この粗大ごみの収集だが、ご存じのように電話で予約をすると、料金と受付番号を言い渡される。その料金のシールを買ってきて受付番号を記入し、当日の朝にその粗大ごみを出す。
これまで何度か利用してきたが、やって来るのは平日の日中なので、その収集の様子を見たことはなかった。
ところがである。
大阪で、朝に伏草課長に手伝いに来てもらいソファなどを出したとき、私は午前中は自宅マンションにいた。
ずっと監視していたわけではないが、気がつくと、10時前にはソファも物干しも電子レンジも姿見も忽然と姿を消していた。ゴミをトラックに投げ込むような音はしなかったし、そもそも収集車のエンジン音らしきものも聞こえなかった。
それにここ江別でだって、粗大ごみを積んで走っているトラックを見かけたことは、考えてみれば一度だってない。
『粗大ゴミの男』の痛恨のミス
同じようなことを疑問に思っている人はやはり少なからずいるようで、清野とおる氏の漫画『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』の第4巻には「粗大ゴミの男」という話がある。
私は、「わかる!わかるぅ~!」って大いに共感してしまった。
そしてこの男性、その謎を解くべく平日の収集日に有給休暇をとって、収集してもらうよう依頼した粗大ごみのプリンターの横で過ごしていたのだが……
という悲惨な結果に……
今回、私は本棚の収集をお願いした。
収集日は平日だが、幸いいまの私はその日も自宅にいる。
寒空の下、本棚の横に居続けると膀胱炎になりそうなのでこの男性のように待機することはできないが、家の中から窓越しに見ることはできる。
これが私の《自己啓発》のための自由研究ということである。
では、今日はニールセンの交響曲第4番「消し難きもの」を。
この話、明日に続く(意外とそっけない結末ですが)。
それはすごい!夢のようです。うらやましい。
MUUSAN
が
しました