葦山課長とミナミでおいしいのにその歓びを全身で受け入れられない状況でうどんを食べた日の夜は、支社の送別会だった。だが、異動者の1人である私は夜になっても体調は回復せず、『迎え酒』による感覚麻痺(すなわち症状緩和)以前に、あまり酒も進まず(結局、1次会では珍しくハイボールを飲まず、ビールだけだった)、二次会でようやくハイボールを3杯ほど飲んだ。
もっと飲めそうな状況になっていたが、なんとなくおなかを壊しそうな感じで、用心して卑しい飲み方は避けた(この日は)。
翌日の火曜日は、1月上旬に、土曜日にかけて松山に出張した代休(そういえば、あのときもゴロついたんだった)。
伏草課長にボランティア活動を強要!
この代休日の朝、伏草課長に手伝いに来てもらって、あらかじめ申し込んでいたソファと電子レンジ、、物干に姿見を粗大ごみとして外に運び出した。
待っている間、あのカレー店の前をうろつく。
サンプルはないが、あの《ただのカレー》の写真があったので、皆さんに見てもらおうと写した。“カレー”という投げやりな表記に、店としても気合の入っていないメニューである気配を感じる。
平日なのでいつも長い列ができている「蓬莱」もすいていた。
この光景も見納めになるかもしれないと思うと、ふだんは食べようと思うことがあまりないのに豚まんを食べたい気持ちにちょっとだけなる。
よほど愛されているのだろう。ちなみに「蓬莱本館」というニセ(いや、こっちが本家なのかもしれないが、扱いとしてはほとんどこちらが非主流)の蓬莱もあるので、念のために申し上げておく。
夜は取引先との送別会があるため、妻を1人残し出かけたが、コンビニで何か買っておくにしろ、電子レンジがないととっても不便だということを妻も痛感したようだった。
これはマンションの玄関に貼ってある引っ越すやつがいるよっていう住民への案内。
あの、アタシ、引っ越しに8時間もかける気、全然ないんですけど……。誰がこんな予定を管理会社に言ったのでしょう?
さて、実際の生活ではすでに2日に北海道の自宅に荷物を搬入し終えた。
が、その荷物がちょっとやそっとで片付くわけがない。
ってことで、この状態はまだまだ続く(そしてこのようにしてからアクセス数が高くなっているのが、これまた不思議である)。
当日に荷だしと荷入れがあるならともかく、8時間はないのでは?と思います。