20200127OtaniSeimendokoro  再びミナミでランチする
 葦山課長と難波の老舗洋食店「重亭」に行ったのは昨年12月のことだった。

 そして一週間前に、また葦山課長と難波で昼ごはんを食べた。
 私は、難波には年に数回行くかってものなので、2か月連続で難波に出向くのは異例であるし、しかも昼食を食べるなんて異例中の異例である。
 この背景にあるのは、葦山課長の仕事の重要な取引先が難波の方にあることと、葦山課長が熱心においしそうなお店を調べてくれているからである。

 この日行ってみましょうと提案されたうどん店も、食べログで3.73という高スコアの店だった。

 私たちは開店と同時に店に入ったが(たまたま行ったのが開店10分前で、寒風の中じっと待ったため)、そのあとお客さんが続々やってきた。

  またまた「はんぶんしか食べられないの、かなしいねっ、さっちゃん」状態
 私が頼んだのはかけうどん 570円。葦山課長は唐揚げのセット(ハーフうどん+ごはん+唐揚げ)。

 お金がなかったのではない。前日は日曜日だったのにもかかわらず、私はけっこうな二日酔いだったのだ。家飲みでこんな状況とは、まるで酒乱である。

 しかも全部食べられる自信がないので、最初から麺の約半分を葦山課長の丼へと引越しさせた。
 結果、私がハーフうどん、葦山課長がフルうどんの定食へとアップグレードした(そういえば、弁当を半分残した経験をしたばかりなのに……)。

 いや、でもとってもおいしいうどんだった。
 あの劣悪な体調でもそう思うのだから、正常モードなら脱頬、つまりほっぺたが落ちていたかもしれない。もちろん葦山課長も大喝采だった(実際には店で拍手することは慎んだ)。なお、葦山課長の頼んだセットは900円くらいだったと思うが、とてもおいしそうな唐揚げであり、これでこの価格とはひじょうにコスパが良いと感じた。

CouperinOrdreCompBaumont なお、今日の記事のタイトルはこういうことによる。

 ってなことで、私の状況は変わらない(いや、二日酔いってことじゃなく、こういうこと)ので、↓。F.クープランの「第13組曲」の第2曲「葦」。

 昨日、予定通り自宅-別宅などないわけだし-に引っ越し荷物が到着したことを、ご報告申し上げておく。