なぜ2台とも営業運転?
 早いもので、徳島へ1泊2日の出張に行った日から今日でまる1週間が経った。まるでほんの7日前の出来事のように思える。

 徳島へは大阪梅田の阪急三番街のバスターミナルからバス(EDDY号)に乗車。2時間半の旅である。
 意外と近いのだ。札幌⇔帯広のポテトライナーは-途中占冠で10分の休憩があるが-3時間半かかる。それより早く着く。

 バスは2列+2列の4列シート。定員は40名くらい。後方にはトイレがある。トイレがあるということで、私の精神衛生は異常なほど衛生的になった。実際に利用するしないにかかわらず、いざとなったらいつでも行けるという安心感がなによりも重要なのである。

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 ところで、私が乗車したのは1号車だった。
 しかし乗客は9人のみ。
 さらに2号車は3人だけ。
 なぜに2台走らせるのか理解しがたいが、そこは徳島バスにとって深い事情があるのだろう。
 こちらとしては、トイレの設備に加えてゆったり開放的な車内の状態に、かなり満足させられた。

 途中の休憩はとらずに、バスは徳島駅前と向かう。

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  タイム更新?
 そして、快挙である!

 私は途中トイレを利用することなく、さらにバスを降車し約20分後にホテルの部屋にチェックインするまでの、乗車前にトイレに行ってから2時間50分、おしっこを漏らすことはもちろん、膀胱や尿道のいかんともしがたい痛みにも似た不快感を味わわずに済んだのである!

 これを朗報と言わずしてなんという?って感じだ。

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 そんな私を祝福するように、駅前では男女がダンスをしていた。

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 ポルディーニ(Poldini,Ede 1869-1957 ハンガリー)の「踊る人形(The dancing doll)」。

 サロン風のピアノ小曲。原題は「ワルツを踊る人形(La poupee valsante)」だが、クライスラーGrovesPOヴァイオリン用に編曲し「踊る人形」の名で演奏するようになって有名になった。

 グローヴズ/フィルハーモニア管弦楽団による、オーケストラ版を。

 1988年録音。DENON。

 夜は徳島の取引先と食事。

 タコ刺し(ゆでたタコがぶつ切り状)がなかなか噛み砕けなくて-だって私は奥歯不足な紳士-ちょっと辛い場面があった。