20200102NewsPrtScr  2回に分けてなんとか《もちもち》達成
 さて、正月は終わった。少なくとも私の中では。

 そういえば、むかしは年が明けるや否やキャンディーズが「おせちもいいけどカレーもね!」と、おせち料理を邪険にするように、ククレカレーのCMをやっていた。
 でも、おせち料理に食指が動かない若者にとってあのCMは、体制に歯向かうためのとても力強いエールになったはずだ。
 けど、年が明けてすぐにカレーを食べたくなるっていうことは、現実的にはなかったろうけど……

 ことしの元日、私は餅を結局1個しか食べなかった。
 お雑煮は嫌いではないが(むしろ好きだ)、大みそかの昼に長男夫婦がやって来たので、その昼食をボリューミーにし、残りを夕食に食べ、さらに年越しそばを食べたので、大みそかから元日にかけては久々に胃が重かった。愛用薬ながらしばらく出番がなかった「ザッツ21」を飲んだほどだ。

 また、ご存じの通り、われは両サイドの上の奥歯がない身
 何か底知れぬ複雑な事情から、餅の粘着性によってさらなる歯抜け現象が起こったらそれこそ世も末だし、あるいは肉で死にそうになったくらいだから、一歩間違えば餅をよく噛めないまま飲みこみ確実に死に至るリスクを抱えている(今年も上の写真の記事のように、悲惨な事故が起こっているではないか!)。
 そういうことにビビりまくって、餅々(つまり2個)できなかったのである。

 とはいえ、元日の1個だけというのはなんだかばち当たりのような気がしないでもない。
 ということで、昨日の朝食は再びお雑煮にした。餅は1個。

20200103Mochi

20200103Zohnii

 結果的に餅々は成就された。喉つまりせずに……
 なお、北海道のお雑煮にはイクラがトッピングされているというのは、TV業界が勝手に作り上げたイメージであり、むしろ少数派だろう。

  “モティーフ”と洒落たかったが、成り行き上“モチーフ”
 伊福部昭の弟子たち9名が、1988年2月に行なわれた師の叙勲を祝うコンサートのために作曲した「9人の門弟が贈る『伊福部昭のモチーフによる讃(Hommage a Akira Ifukube)」(1988)。
 この祝賀コンサートで初演されている。

IfukubeJokun その9人というのは、ここにも書いているが、原田甫、石井眞木、眞鍋理一郎、今井重幸、松村禎三、三木稔、芥川也寸志、池野成、黛敏郎である。

 石井眞木他各作曲者の指揮による1988年の初演時ライヴを。オーケストラは新星日本交響楽団。

 今日私は、かばんのなかに「ホンコンやきそば」を2個しのばせて運ぶつもりだ(昨日の昼に近所のスーパーに買いに行ったら、5個入りパックが1つしか棚になかった。危ない危ない。でも、根強い人気があるってことだ。中華コック長、さすがだ)。