羊蹄山を望めるのかどうかは確認できず
かつてないほどさらさらの血液になっていたことが判明した翌日、私は妻とともに妻の実家に行った。
あっ、断っておくが「お義母さん、私の血は脂っぽさが減りました」という報告のためではない。正月に顔を出せないので、行くことにしたのである。
いつものパターンだが、輪厚のスマートインターから高速道路に入り、伊達方向に向かう。
樽前SAでいったん休憩。
この日の樽前山である。
いつもは伊達で昼食を食べるのだが、調べてもその気になるような店がなく、妻が「昔から有名だ」という洞爺湖温泉街にある喫茶店風の洋食屋「望羊蹄」に行ってみた。
着いたのは1時半過ぎ。たまたま待つことなく入れたが、そのあとも続々と客が来た(このあいだの「重亭」のパターンに似て、ラッキーだった)。
けっこう古い建物で、店内は暗い。おそろいの深緑のエプロンをしたウェイトレスが何人もいる(店の大きさの割には多い)。そして、その接客はなかなか丁寧である。
ざっと見渡した(耳をそばだてた)ところ、食べに来ている客は中国だか台湾だかわからないが、あちらから来た観光客が過半数を占めている感じだ。
そもそも、店の前に出ているメニューがこれだもの……
料理は安くはない。サンドイッチ類は1,000円以下のものがあるが、スパゲティ・ミートソースやナポリタン、カレーライスで1,200円。スパゲティ・イタリアンが1,100円。って、イタリアンって何じゃろなっと思ったら、日本語での説明はないが、英語でニンニクと塩の味付けと書いてあった。
妻はミックスサンド、私はカレーライスを注文。
このカレーライスはおいしかった!ちょっとヘビーなので食べ過ぎると胸やけしそうな感じもしないではないが、味はすばらしかった。

ガーディナー/ウィーン・フィルの演奏を。
このディスクには、ここでも書いたが、第2楽章から第4楽章の1833/34年改訂稿の演奏も収められている。
1998年録音。グラモフォン。
カーナビが熱中症に?
ところで、翌日自宅に帰る途中、苫小牧東インターあたりを走行中に、車の中で流れていたFM放送が突然切れた。
見ると、カーナビ(カロッツェリア)の画面が死んでいる。
そのまま走行していると、カーナビは復活(FMはあらためて操作しないと入らない)。
15分ぐらいすると“高温あるいは低温を検出したためシステムを一時停止します”というメッセージが出て、再び画面は闇。
また15分ぐらいすると“復帰します”みたいなメッセージが出て、復活。
自宅に着くまでこれが4,5回繰り返された。
もちろん、こんな症状はこれまで出たことがない。だからカーナビの設置個所が不適切-エアコンの吹き出し口の近くなど-というようなことは、今さら当てはまらない。
ただ、どっちにしろメーカーに出さなければならないらしい。それに、こうはなっても自分で切れるということは煙が出てくるとかの心配はないだろうということで、次の点検の時に合わせて見てもらう方向で考えることにした(ファンというよりも基板がいかれているような予感が私はしている)。
だが、そのあとネットで調べるとメーカー(パイオニア)に出しても症状が再現できず修理不能とか、怪しいところの部品を交換したがまた症状が出たってことも少なからずあるらしい。
修理代も高いようなので(取り外し、装着だけでもそれなりらしい)、どうしたものかと悩んでいる。
で、セコマのホットシェフの豚丼を食べてあらためて思ったことがある。
それは、おいしいのだが十勝の豚丼ならもう少したれに甘みがあるってことで、これもそうだったらいいのにと思った。それと、ごはんがやや硬め。この炊き加減、汁気のあるかつ丼にはちょうどいいのかもしれないけど……
そういう夢らしき思いを持ちたいですが、羊蹄山を望むってことなので……
MUUSAN
が
しました