20191209Gozen  ギトッっているのはちゃんとした肉ってこと
 今週の月曜日も、午前中に出かける用事があったので、会社に戻る途中で阪急大阪梅田駅構内にある「GOZEN」で弁当を買った。

 しかも、もう自分は若くもないし両側の上の奥歯もないくせに、こんなボリューミーな弁当である。
 いや、三五郎という値段にひかれたからではない。朝ご飯をきちんと食べてなくて腹ペコちゃんだったので、思わず手にしてしまったのである。

 タルタルチキン(チキンカツ)の衣は予期していたほど硬くはなく、歯抜けな私でもあまり難儀しないで食べることができた。

 そしてハンバーグ。もちろんチキンより軟らかい。
 しかしこのハンバーグ、それなりにちきん、じゃなくきちんとしていた。そこが盲点だった。
 私はいつものようにレンジアップしなかったのだが、それなりにきちんとしていたがゆえに、ハンバーグのひき肉の赤身に混じった脂肪球がクドクドだったのだ。

20191210Okonomi  ちゃんとしてない肉の方が良いこともある
 と考えると、幕の内系のたいていの弁当に入っている素材がよくわからないぱさぱさの、ハンバーグというよりも肉団子というか、つみれというか、つくねというか、なんかそういうハンバーグもどきが、なぜあれほどまでに重宝がられているのかに、ハタと気づいた。

 もちろんコストのことはあるのだろうが、あのハンバーグもどきならば、レンジアップしなくても、脂っぽい思いをしないで食べられるのだ!冷めたままでも全然ギトギトしないのである。

 目からうろこ、ハンバーグから脂とはこのことだ。

 そして私は翌日、原点に立ち返り、セブンイレブンで「お好み幕の内」を買った。
 これに入っているハンバーグはハンバーグの味はしないけれど、さっくり食べることができた。
 コンビニの弁当開発担当者はこういうところにまで入念に考えを及ばせているのかと思うと、頭が下がる思いだ。

20191211Onigiri この日の夜は取引先の方と中華料理店で食事をし、帰りに凸川係長とちょっとだけ飲みなおしましょうとスイカ店長のところに寄った。中華料理店のハシゴである。
 こんなことしていたら、私の血液は角煮の脂状態になってしまう。
 ああ、なんて愚かなことをしてしまったのだろう。あまり覚えていないながらも充実した時間だったけど……

 翌日の朝は食欲がなく(当たり前だ!)、昼も軽くおにぎり弁当(でも《新発売》)にしたのだった。

 ロッシーニ(Gioacchino Rossini 1792-1868 イタリア)の歌劇「絹のはしご(La scala di seta)」(1812初演)の序曲。

 このオペラについてはこちらの記事をご覧いただければ少しは参考になるだろうと思われる。

 私がこの曲で唯一持っているCD(ノリントン盤)は入手困難なよう。

  あなたから離れない!
 そうそう、このあいだの休みの日に、このラーメンを初めて作ってみた。
 ワンタンが麺に張り付いている様は、なんとなく衝撃的だった。

AcecookWantan1

AcecookWantan2

 出来上がって口にした味は、むかしのインスタントラーメンって感じのものだった。