KitahiroMap  知床を知らない私
 昨日は朝の便で新千歳空港から女満別空港へと飛んだ。
 羽田を経由して女満別に飛んでくる大阪の人たちと昼に合流し、関係先回り。

 何年かぶりに網走の街にも寄った。
 前回来たときはプライベートだったが、今回は仕事。仕事で網走に来るのはかなり久しぶりだ。

 で、ふと思い出した。
 網走の近くには知床があるが、私は北海道に生まれ育ったにもかかわらず、知床を訪れたことがないということを。

 先日、和歌山にある会社の方と話す機会があった(ご本人も和歌山県人で和歌山在住)。

 和歌山といえば南紀白浜という観光地がある。
 でもその方は、若いときに1度行ったことがあるだけで、そのあとは南紀白浜を訪れたことがないという。
 だいたい、地元にいるとそんなもんなんだろう。

 私の場合は知床をはじめ、奥尻島も利尻礼文も焼尻も行ったことがないし、実は羊ヶ丘展望台だって1度か2度しか行ったことがない。

  あの「少年よ……」の碑がこんなところに
 そうそう。9月のことだったが、地図を見ていたら『クラーク記念碑』なるものを発見した。
 場所は北広島市だが、恵庭市との境界ぎりぎりのところだ。
 たまたまそのとき、伏草課長が運転するレンタカーで札幌から新千歳空港まで移動中だった。
 途中ではないか!
 そんな記念碑があるとは知らなかった。伏草課長も知らなかった。時間があるので寄ってみることにした。

 私は、クラーク博士が腕を斜めに上げているあの像を想像していた。
 でも、全然違った。

 いや、記念碑であって像があるなんて誰一人言っていないし、一字たりとも書かれていない。
 私の勝手な妄想だった。

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 その横には寒地稲作発祥の地であるという石碑も建っていた。

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 そばには池があり、鯉がうじゃついていた。

 それがすべてだった。

 パクパクしている円形の数々-エサをねだるコイの口だ-が目に焼き付いたまま、私たちは新千歳空港へ向かったのであった。

PurcellTrpTune クラーク(Jeremiah Clarke 1674頃-1707 イギリス)の「デンマーク王子の行進(Prince of Denmark's March)」。というよりも、「トランペット・ヴォランタリー(Trumpet voluntary)」の名前の方が有名だろう。
 仮にその名を知らなくとも、メロディーを聴けば「あっ、これね!」と思うはずである。

 ジャケット写真を掲出したディスクをはじめ、私が持っている音源はことごとく廃盤となってしまっている。

 なので、私は聴いたことがないが、オーマンディー盤をご案内しておこう。

 そのあと、私たちは『弟子屈』でラーメンを食べたのであった