先週の月曜日。
私はいつものように、昼食用の弁当を買うためにセブンイレブンに寄った。
実は、最近はローソンに行っていない。
あの疲労のどん底にあるような女性店長(美人系だと思う)のかげろうのような力のない笑顔を見ると、そりゃたまにはちょっとは元気さを感じる日もあるものの、パワーみなぎるなんて姿を私は目にしたことはなく、いずれにしろこっちはいたたまれない気持ちになってしまい、朝から自分の(見せかけとはいえ)元気も昇華しそうになるので、足が遠のいているのだ。
で、セブンイレブンの、ひどく元気ってわけではないが、声に張
りと透明感のあるアルバイトのお姉さん-年のころはハタチ前後ってところか-の姿はなく、中年の、浅黒い顔色の、しかし不健康ってわけではないものの、でも夕方になってもなかなか部屋の電気をつけないで薄暗い中で生活するのが好きだって感じのオジサン店員がいた。

この人が店長なのかと思っていたが、名札には《店長》の文字がなく、まぁ、そんなことはどうでもいいとして、私はこれで何回目になるかわからないが『天然ぶり照焼き幕の内』を買った。
隣には『さばの塩焼き幕の内』があった(この商品はけっこう前からある長寿商品だ。写真は以前買ったときのもの)。
火曜日はあのとき買った富良野の味
このハヤシ、レトルトとしてはなかなかのお味だった。
尾高尚忠(Otaka,Hisatada 1911-51 東京。忠明さんのお父さま)のフルート協奏曲(1951)。

吉田雅夫(fl)、岩城宏之/NHKsoの演奏で。
1961年録音。キング。
と思ったら、廃盤でした。
ごめん……
ということで、話の続きを ↓
連続摂取にはアレルギーのリスクが(?)
水曜日。
私はいつものように、昼食用の弁当を買うためにセブンイレブンに寄った。
このとき店内には3人の客がいたので、その売り込みの声は私にも3割3分3厘の率で向けられていたことになるのだが、まさか私がそれを買うわけにもいかず(これから遠足に行くわけじゃないのだ)、とりあえずは弁当の棚のところに行くと、『さばの塩焼き幕の内』と『天然ぶり照焼き幕の内』が並んでいた。
並んでいたが、さすがにこの日はどちらも手にする気が起きなかった。
これまでどちらの弁当も、食べる前からすでにすべての味がわかるくらい食べている。
『さばの塩焼き幕の内』を買って食べると、そろそろサバによる蕁麻疹が出そうな予感がしたし、『天然ぶりの照り焼き幕の内』を食べたら、天然ぶりアレルギーになりそうな気がしてきたのだ。
かといって、ほかに幕の内系の弁当はない(いま棚にあるのは前日からの繰り越し在庫で、まだ朝の入荷前。そのため、種類豊富には並んではいないのだ)。
と、その横に『鶏めし』があった。
すっごく気乗りしたわけじゃない。だって、おかずのバラエティーさに欠ける。っていうか、おかずがない。
でも、今日はこれしかないと、買った。
あのお姉さんも最近では、勤勉にセブンイレブンに通う私のことを覚えてくれているらしく、いつもレンジでの温めをお断りするので、「温めはよかったですよね?」と聞いてくれるようになった。
今後、もし温めてほしいことがあったとしても、「はい、温めはけっこうです」と言い続けなくてはならないと、私は決意している。
さて、その『鶏めし』だが、ふたを開けると見た目がいかにも貧相なのである。
そして、この『鶏めし』は私が愛好する《鶏の炊き込みご飯》ではなく、もちろん鹿児島の
なんだか『チーズ鱈』のタラのすり身シートを食べているような感じだ。
とても満足感に乏しい昼食に終わった。
これならおにぎり2個と(昼には冷めるが)揚げたての『ななから』3個にすればよかったかもしれない。
それにしても、朝の7時ころから唐揚げを揚げるなんて、なかなか大変なことである。