DSCN2788  強がり?それとも本気?
 9月の末に旭川に行き、街中を散策-というよりも脱水症状になるんじゃないかというくらい歩いた-したことはここで報告したが、その余話(の方が複数回にわたるというのも、いかがなものかと思うが)。

 その記事では忠別川の河川敷(忠別橋公園)の芝生にやたらとカラスがいたことも書いたが、それにしてもあの芝生にエサになるようなものがあるのだろうか?
 とっても気になるが、カラスの群れの中に入って行って尋ねるのも怖いので、謎は残ったままである。

 三浦綾子の自伝「道ありき」のなかで紹介している、彼女自身が書いた手紙。そのなかの1つにこのような文面が出てくる。

 ……わたしはこれから、この手紙を出しにポストへ行きます。そして、牛朱別川(うしゅべつがわ)のゴミ捨場に、カラスが群れている様を見に行きます。わたしは雪景色の中で、このゴミ捨場を漁る黒いカラスの群が好きなのです。……

 手紙の相手に対していきがって(強がって)このように書いているのだと思うが、そうではなく本当にそれが好きだとしたら、けっこう変わり者だったのかもしれない。

  ワタシはアナタの話を聞いていると落ち込みます
 これを目にしたとき、大学のときにクラスにいた女性-つまり女子大生ってやつだ-が放った言葉を思い出す。

 「気持ちが落ち込んだときは、ショスタコの5番を聴くの。ますます落ち込めるから」

RKorsakovVox 私はこいつの横っ面を張り倒したいと思ったが、特に親しくもいないヘンテコ女に余計なことをして犯罪者扱いされるはご免なので、黙ってこのマトリョーシカみたいな体型の《クラスメイト》の前から立ち去った(なお、写真はイメージである。彼女が知っているショスタコーヴィチの作品は交響曲第5番だけだった可能性が非常に高い)。

 いまなら、「同じショスタコでも、チェロ協奏曲第2番の方が這い上がれなくなるぐらい落ち込めるよ」と寛大にアドバイスできると思うのだが、残念である。

MorkCello ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のチェロ協奏曲第2番ト短調Op.126(1966)。

 作品についてはこちらをどうぞ(自分で言うのもなんだが、けっこうわかりやすい解説)。

 モルクのチェロ、ヤンソンス/ロンドン・フィルの演奏を。

 1995年録音。エラート。

 なお、牛朱別川は、もちろん旭川の街の中を流れる川である。

 それにしても、旭川ってむかしから(そしていまでも)カラスが多い街なんだろうか?

 さて、旭川駅からちょいと離れた場所で、こんな店を発見。

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 ぱっとみ、さいしょはなんのみせかかいどくできなかった。

 それと、これも旭川にて。
 こんなゴミステーションだとカラスも近寄らないかもねって、かすかに思った。

20190926Asahikawa_Gomi