20190916TomatoJuce  “妄想”ではなく“前立腺”について
 昨日のアサイチの新千歳便で、大阪空港を飛び立った私。

 新千歳空港に着いたのは定刻の10:25。
 みなさんご存じのように、最近のパターンでは、新千歳についてから3階に上がり、10:30開店の『ちとせラーメン』でしょうゆラーメンをブランチとして食べることが多いのだが、この日は妻がパート仕事が休みだし(つまり昼食を用意してくださっている)、おそらく週明けに『ちとせラーメン』を利用することになるので、まっすく地下のJR新千歳空港駅に行き、札幌駅で乗り換え、江別へと帰った。

 ところで、前回江別から大阪に戻ったときには『文藝春秋』を読んだため、その前に取りかかった三浦綾子の「続・氷点」は読めなかった。

 このあいだ書いたように、『文藝春秋』を購入したのは村上春樹の特別寄稿文が載っていたからだが、ほかにも興味をひく記事がいくつも載っていた。

 そのなかの1つに“がん医療の新常識 日本人に急増 前立腺がんは食事で防ぐ”というのがあった。
 執筆しているのは順天堂大学大学院泌尿器外科学教授の堀江重郎という人と、ノンフィクション作家の奥野修司という人。

 で書いてあったことは、目からうろこみたいなことではなく、まあ確かにそうかもしれないって感じのことなのだが、私にはトマトに予防効果があるってことに興味をひかれた。

  “ちなみに”って言われても……
 しかし、センセイ曰く、

 近のプチトマトやシュガートマトでもいいかというと、それはクエスチョンです。手に入れるのは難しいかも知れませんが、露地栽培のトマトがベストです。ちなみに私は1日に1本、無塩のトマトジュースを飲んでいます。

 なるほどぉ~……って、なぜプチトマト(ミニトマトのことだろう)とかシュガートマト(フルーツトマトのことだろう)なら“疑問”なんだろう?そこが書かれていない。

 露地栽培のトマトは、自宅の家庭菜園にあるので、私にとっては夏シーズンは手に入る。
 それはともかく、市販のトマトジュースの原料は露地栽培なんだろうか?
 まさかね(手作りジュースってことか?)
 そしてまた、センセイは1日1本-ということは、手作りじゃないな-飲んでいるというが、ちなみに1本は何ミリリットルなのかも知りたいところである。

 というように、教授が書いているんだから科学的根拠はあるんだろうけど、あまりそれについての説明がないところが気になった。

 さて、プチというのは、ご存じの通り《小》という意味(これが『プチプチ君』になると、エアー緩衝材になるから注意が必要だ)。

MiuraAyako_Haha そこで今日は、ショパン(Frederic Francois Chopin 1840-49 ポーランド)のワルツ第6番変ニ長調Op.64-1(1846-47)。
 「小犬のワルツ(Valse du Petit Chien)」と呼ばれている作品である。

 ショパンは全部で19曲のワルツを残しているが、それはさておき、三浦綾子の「母」のなかで、多喜二と母親とのこんな会話がある。

 「多喜二、お前、昨日いったいどこさ行ってた?」
 言ったらば、多喜二はすまして、
 「おれか?おれな、音楽会さ行ってた」
 って、言ったもんね。
 「何?音楽会?」
 わだしが聞き返すと、
 「ショパンば聞きに行った」
 って言うの。ショパンって、どんなパンだべって言ったら笑ってね。


PianoEncores 気を取り直して、ルイサダのピアノで。

 ピアノ名曲集。

 グラモフォン。この演奏の録音は1990年。

 とは言いながら、このところ、ポンジュースではなく、毎日トマトジュースを飲んでいる私である(つまり、記事にやや感化されている)。

 そういえば、名古屋の錦で『完熟トマト』っていう風俗店の看板を目にしたことがある。
 運が悪けりゃ腐りかけ、いやいや、過熟なお嬢様が出てくるのかもね。