バイオレットとオレンジの競演JR北海道の函館本線と千歳線が並走し始める(逆に言えば分岐してしまう前の)新札幌駅の札幌駅寄りの地点から、苗穂駅あたりまでの間の線路わきに、一定の間隔で高さ1.5メートルくらいの信号機が立っている。
この写真は、私が千歳線の下り列車(南千歳→札幌)から後方(新札幌方向)に向けて撮ったもの。
隣の線路は函館線の下りのもので、さらにその奥は札幌貨物ターミナル駅構内の線路である(走る列車からで、しかも透明度の低い窓で撮ったので見にくくてすまない)。
だいだい色と紫色の2つの目が横に並んでいるもので、点滅しているその輝きがなかなか美しい。
モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のノットゥルノ「いとしき光、美しい光(Luci care, luci belle)」K.346(K6.439a)(1787)。
作品については、こちらの記事をご覧願いたいし、紹介する演奏もこのときと同じ(さらには下に記したように、本日更新の本館記事とも同じ)音源である。
運転士から見えるのは反対車線(レール)の信号しかし、この信号機がいったいなんのためのものか、その役割がちっともわからない。
というのも、信号機の向きが列車が進んで行く方向と逆。つまり運転士からは裏になって肝心の灯りが見えないからだ。
つまり、新札幌から札幌方向へ向かう下りの線路わきのそれは、信号の目玉がすべて札幌駅の方を向いている。
逆の上りの線路わきのものは、すべて新札幌方向に向いて光っている。
進行方向を見ている人-最も重要な人物である運転士-からは見えない信号なのだ。
謎すぎる……
京急でも見かけ、検索キーワードの幅が広がり……
先日京急線に乗ったときにも、同じような信号を見かけた。
こちらは鬼太郎のおやじのように《一つ目》で、色は明るい緑色だった。
やはり向きは運転士と逆側。運転士から見えるのは対向する線路の方の信号機である。
これはあのJR北海道の信号と同じ目的のためのものかもしれない。
そこで、キーワードを増やしてさらにネットで調べてみた。そして、ようやくわかった。
これは保線などの作業をしている人に列車の接近を点滅して知らせる警報機なんだそうだ。
この信号機を製造しているメーカーのホームページも見つけた。
作業員は列車が来る方向を見れば、その警報器の光がわかるというわけだ。
2つの目があるものは、片方が上り列車の、もう片方が下り列車の接近を報せるそうだ。
これだけ設置されているということは、現在の苗穂⇔新札幌間は、線路作業が行われる頻度が高いということなのだろう。
自分の日常生活とはまったく関係のないことだが、無意味に光っているわけではないと知り-JR北海道は赤字なのに、電気を無駄遣いしているんじゃないだろうか?などという心配-、安心すると同時に、ひじょうに気持ちがすっきりした。
※ 耳寄り情報:本日本館記事更新日
↑
しかも、同じ曲は違うが同じディスクを取り上げるという、恣意的な奇跡的偶然の一致
