20190508asnasPL  むかしの名前で出ています
 連休明けの火曜日の朝は LAWSON に寄った。
 昼の弁当を買うためである。

 そして、久々の関西なのであの弁当を買った。

 レジで会計をすると、店長の女性がどこか不機嫌である。
 別に愛想をふってくれとは言わないが、私はなんにも悪いことをしてないし、むしろ善良で準常連客だというののに、なんか感じが悪い。

 そこで翌・水曜日の朝は、4Ωくらいのささやかな抵抗として LAWSON ではなく asnas に寄ってみた。
 そんな私の行動を彼女は知る由もないし、知ったところでなんとも思わないだろうけど……

 するとあの弁当が復活、新発売となっていた(これは真菜ごころシリーズではない)。
 復活なら新発売とは言えないような気もするが、“新発売”と書いたシールが貼られているから、新発売という定義を満たしているんだろう。

 名前はもちろん前と同じ。『北海道産生たらことザンギ弁当』。
 しかし以前の商品と比較してみると、野菜が激減。

 一方、たらこは、あたかもチューブからしぼり出したような(そうしているのだろう、きっと)流れるような美しさ。ラウドネス曲線を思わせる形状(かな?)。アートだ。
 以前の、あたかもめんどくさそうに(あくまでイメージ)チューブからチョンっと落としたようなものから大きくヴィジュアル化が図られていると言えよう。

 さらにプライスダウン。前商品が486円だったのが、今回は470円である。
 そのため小銭入れに入っていた1円玉6枚は、数時間後に10円玉8枚とともに、ヤクルトレディ―に「ちょうどね」と言って、ヤクルト400の購入に充てられた。

 ただ、気温が高くなってきたので、塩分補給に気を遣ってくれているのだろうか?全体に味付けが濃くなっている。
 午後は、なかなかのどがかわいた。

 それにしても、もし500Wのレンジで1分加熱したら、生たらこは焼きたらこならぬ蒸したらこに変貌してしまうのではないかと、私としてはちょっと心配になったらこ。

BerioRender  まっ、トーンコントロールで補正できるわけで
 考えてみれば、今回買い替えたプリメインアンプPM8006にはラウドネス・スイッチがない。

 もっとも、これまでのアンプでもラウドネススイッチをONにしたことは一度も使ったことがなかった。

 ラジカセで音楽を(非ステレオで)聴いてた頃は、音の迫力が増すような気がして使ってたけど、あれってそうとうボンついた音だったんじゃないかと思う。

 そんなことを思い出しながら、今日取り上げる作品はベリオピアノ協奏曲第2番エコーイング・カーヴ(Echoing curves)」。

 緊迫感あふれるくつろげない曲ではある。

 そうそう。ザンギとは直接関係ないが、asnasではこの日から《北海道Fair》がスタートしていた。

20190508asnas

♪ 作品情報 ♪
【作曲】 1988-89年
【構成】 単一楽章(約26分)
【編成】 独奏p,orch
 
Berio♪ 作曲家情報 ♪

 ルチアーノ・ベリオ(Luciano Berio 1925-2003 イタリア)。
 第2次大戦後のイタリア前衛音楽を代表する作曲家。ダッラピッコラについて12音技法を学び、1955年のミラノの電子音楽スタジオ開設とともに、そこを中心に精力的に活動。マデルナと協力して前衛音楽を推進。1950~66年夫人であったアメリカの歌手キャシー・バーベリアンは彼の音楽の紹介者であり、また彼女の特殊な発声を前提として、ベリオの多くの作品が生まれた。
 (井上和男 編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 紹介したディスク ♪
 Lucchesini のピアノ、ベリオ/ロンドン交響楽団。
 1995年録音。BMG 。