たまたまには窓側席で
昨日は新千歳空港に着いてそばを食べたことを書いたが、今日はその前日に千歳から大阪に向かったときの飛行機からの眺めについて。
いつものように通路側の席をキープした私だったが、窓側の席も空いていたのでカメラ小僧(←古いね!)のように写真を撮った。なお、画像が鮮明でないのは窓の汚れ、というよりも経年によって透明度が落ちているせいである。
新千歳空港で地上を走行中。
向こうに見えるのは活火山の樽前山。
飛行機は西方面に向かって離陸し時計回りに旋回。
上から見た樽前山(手前)。『樽前ドーム』も見える。
樽前山の向こうにあるのは支笏湖。
支笏湖のさらに先には羊蹄山の姿が。
羊蹄山の左側手前の山は、おそらくルスツのスキー場がある山だ。
飛行機は太平洋沿岸部を函館方向に進む。
みごとに真ん丸
これは白老町の倶多楽(クッタラ)湖。
室蘭のチキウ岬と白鳥大橋。
洞爺湖。
このあと飛行機は青森方向へと向きを変えたが、あとはどこの上を飛んでるんだかよくわからなかった。
そして『太陽の塔』が私をお出迎え。
大阪空港(伊丹空港)に着き、今回は梅田までリムジンバスを利用し、限られた時間の中できる限りの業務を処理し、タバコを2本吸い、夜は中華料理を食べたという1日だった。
そんなわけで、チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky 1840-93 ロシア)のバレエ「白鳥の湖(The swan lake)」Op.20(1875-76)を。
♪ 作品情報 ♪
【初演】 1877年・モスクワ
【構成】 4幕29曲(約2時間30分)
【編成】 orch(picc 1, fl 2, ob 2, cl 2, fg 2, hrn 4, cort 2, trp 2, trb 3, tuba 1, timp, 打楽器各種(小太鼓, 大太鼓, タンバリン, シンバル, トライアングル, タムタム, カスタネット, グロッケンシュピール), hp 1, Str)
【本作品について取り上げた過去の記事】
≫ 白鳥さんたちのけなげな仕返しに涙する
≫ お、お、王子様……、姫より殿がお好みで?
≫ “白鳥の湖”のほとりで3分クッキングのメロディーを耳にする

法律学校を卒業、官吏となる。1861年よりペテルブルクのロシア音楽協会の音楽教室に学び、同教室が音楽院に改組されると残留、'66年第1回卒業生の一人となる。'66年モスクワ音楽院に招かれ、'78年まで教鞭をとる。それ以後スイス、イタリア、フランスで生活することが多く、また富豪の未亡人N.v.メックの年金援助を得て作曲に専念。国内でも演奏会シーズンにペテルブルク、モスクワを訪れるほかは、メック夫人の別荘、妹アレクサンドラ・ダヴィドワの家などに滞在した。’85年放浪生活を切り上げてクリンに定住。’87年より指揮活動も行い、毎年自作の指揮でヨーロッパを演奏旅行、’91年にはアメリカにも渡った。ペテルブルク音楽院時代の師であるA.ルビンシテインの影響を強く受け、作風は西ヨーロッパの伝統に根ざした、いわゆる〈西欧派〉または〈折衷派〉であるが、初期には国民楽派の〈5人組〉とも交流して国民主義的傾向も示した。外国での生活が多い時期には西欧派的作品が多く、1885年帰国してからは、これらを総合した思索性のあるロシア音楽を確立した。
♪ 紹介したディスク ♪
ケヴァル/ストックホルム王立歌劇場管弦楽団。
2002年ライヴ収録(DVD)。opus ARTE。
(井上和男編著「
クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)
♪ 紹介したディスク ♪
ケヴァル/ストックホルム王立歌劇場管弦楽団。
2002年ライヴ収録(DVD)。opus ARTE。
編集ミス、すんません。
MUUSAN
が
しました