20190401Garden  ニッチ・フラワー
 4月1日の夕方は、ここ大阪でも突如霰が降ったりした。

 そんな新元号の発表があったエープリールフールのこの日、自宅の庭ではある記念すべき出来事があった。

 今年いちばんの開花が観測されたのだった。
 妻が写真を撮って送ってくれた。

 それにしても便利な世の中になったものだ。
 昭和の時代には、写真を撮ったらフィルムを現像に出し(もちろん貴重なフィルムなので、24枚とか36枚分すべてを撮り終えてからだ)、それをDPE店(『カメラのイシオ』のようなカメラ店もあったが、クリーニングも扱っているスーパーのカウンターとかドラッグストア)プリントもしてもらい(そのうち半数近くは手ぶれ、ピンボケ、そもそも被写体がなってない、などの理由でお蔵入りだ)、その写真を郵送してもらわなければ、見ることができなかった。

 もし、そんなプロセスを踏んでいたら、この写真を私が目にできるのは早くても今月末ぐらいの話になってしまっていただろう。

 そんなことはともかく、実に貧弱なクロッカスである。
 しかしそれにはワケがある。
 インターロッキングがわりにレンガを敷き詰めた、その隙間から成長し花を咲かせたのである。
 きっと昨年、小粒の球根がなにかのタイミングでレンガの隙間に入り込み、球根が肥大できないままになっているのだろう。まるで私の人生を象徴しているかのようだ。

20190323NiseKaisou 庭のクロッカスはどうなったかって?それが、奥さん、まだ冬の間に積み上げた雪の下なんざぁますのよ!

  ゆっくりとつぼみをふくらませてるの
 そうそう前回(3月下旬)に帰ったときに撮影した『ニセカイソウ』。このときから開花が進んでいるが、実に遅々とした開花リレーだ。まだまだ、た~くさんつぼみが残ってるぞ。うふうふ。

 シューマン(Robert Schumann 1810-56 ドイツ)の「花の曲(Blumenstuck)」変ニ長調Op.19(1838)。

 5つの楽想からなるピアノのための性格的小品(自由な発想で書かれた短めの曲)である。

  バイブ効果、その後
 さて、昨日は4月2日だった。

 この日はこれを使った効果が確認できる日である。

SchumannBiretBox で、どうなったか?変化はあったのか?効果は抜群だったのか?状況は好転したのか?

 劇的な変化があった。と言いたいところだが、まだそこまでではない。そこまでではないが、一部出血していた箇所からの出血がなくなったのと、朝起きたときの口のなかの不快感が軽減された。

 次回の報告は、さらに2週間あととしたい。

♪ 作品情報 ♪
【構成】 単一楽章(ピアノ小品)(約6分30秒)
     F.ゼーレ陸軍少将夫人に献呈。
【編成】 p

Schumann♪ 作曲家情報 ♪
 

 ロマン派音楽の推進者。文学、哲学に心酔したが、20歳のときパガニーニの演奏に感激してピアニストを志し、F.ヴィークに師事した。指を痛めたため、以後作曲および評論によって新しいロマンティックな芸術を開拓。1840年ヴィークの娘クラーラと結婚。ピアノ音楽に文学的標題性をあたえ、歌曲においては詩との合一をめざしたほか、室内楽曲、交響曲などあらゆる分野の作品を残す。
 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 紹介したディスク ♪
 ビレット(p)。
 2012年録音。IBA(NAXOS)。