京都はカラスもお上品?
 動歯ブラシを買ってしまい、ニンニクは買えなかった日の翌日は京都に出かけた。

 阪急河原町駅から八坂神社方向へ。

 ある店先には、こんな飾りが。
 カラスが奪いに来ないのだろうか?
 魔除けなのかどうか知らないけど、こういうのは初めて見た。

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 Twitterでもつぶやいたが、これは八坂神社前の『ツルハドラッグ』。
 ツルハといえば赤い看板だが、ここは景観上の理由なんだろう。黒ツルハである。
 ツルハになる前はコンビニだった建物。確かコンビニのときも地味な色使いだった。

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 知恩院に寄り、そのあと平安神宮へ向かう。

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  かつくらのトンカツから予定変更
 その途中に豆腐料理の店があった。
 なんか由緒ありそう。
 時刻も11:30.
 予約なしでは無理かと思ったが、飛び込みで入ってみると、席が用意できるという。
 豚肉タンパクにする計画が、あっけなく大豆タンパクに。

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 料理はこのコースのみ。
 
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 あららら、窓の外では大粒の雨が降り出した。ちょうどうまいぐあいに雨宿りとなった。

 ドビュッシー(Claude Debussy 1862-1918 フランス)の「雨の庭(Jardins sous la pluie)」。

 3曲からなるピアノ曲集「版画(Estamps)」(1903)の第3曲。
 ちなみに第1曲は「塔(パゴダ。Pagodes)」、第2曲は「グラナダの夕暮れ(La soiree dans Grenade)」で、「パゴダ」は仏教の宝塔のことである。

 ドビュッシーはこの作品で印象主義的なピアノ技法を確立したという。J.E.ブランシュに献呈された。

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 なんとなく緊張しながら-店がガヤガヤしていないので-食べる。

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 豆富(豆腐)でおなかいっぱいになるのかなぁと思いきや、いやいや、満腹満腹。
 正直、私は豆腐の味がよくわからないのだが-生麩のしぐれ煮は挽き肉のようでおいしかったし、豆富グラタンも生麩田楽も良い仕事をしてくれていたが、湯どうふについては、つゆがおいしいと思ったものの、豆腐そのものの味はよくわからなかった-、幼少時に豆腐屋の隣に住んでいて豆腐には自称『うるさがた』の妻は、おいしい!と言っていた。

  この番号、まだ生きてます
 幸い雨も上がり、平安神宮に行ったあとは南禅寺へ。

 そこで見かけた、けっこう年代物っぽい看板。

 いや、私が着目したのは解説文ではなく、下の『菊水』なる旅館の広告である。

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 “ナカナカイヨイワイ”って、かなり無理がない?日本語自体ヘンだし。
 こんなめんどくさい語呂合わせに頼るより、電話番号そのものを覚える努力をした方が早い気が……

♪ 作品情報 ♪
【初演】 1904年
【構成】 単一楽章(約3分)
【編成】 p

♪ 作曲家情報 ♪
 ⇒ こちらをご覧ください

♪ 紹介したディスク ♪
 W.ハース(p)。
 1961-63年録音。フィリップス 438 718-2(輸入盤)。