先週金曜日の大阪別邸から江別本宅への移動は、実にスムーズだったということは、すでに歓びに満ちながら報告した。
土曜日に自動車整備工場とサツドラと床屋に行き、日曜日はサツエキまで出かけ、月曜日は本社で打ち合わせをして3月16日ダイヤ改正号の北海道時刻表も買い、夜は都町さん(初登場)と三鍋さんと松尾ジンギスカンを食べに行った。
そして昨日の火曜日。
私は自宅を午前7時半ごろに出て、新千歳空港へと向かうことにしていた。
札幌駅からは8:50発のエアポート86号の u シート指定券も前日に購入済みだった。
ところが7時ちょっと前に TV のなかの-住んでいるわけではない-林アナ-つまり『イチモニ!』である-が、「いま入ってきた情報です」と、発寒駅と発寒中央駅の間で人身事故が発生したと教えてくれた。
まずい!
発寒あたり(つまり札幌よりも小樽側)といえども、札幌近郊の列車運転に影響が出ないなんてことは、地球の自転が反転してもあり得ない。
食後の茶などをすすってる場合ではない。私はすぐさま家を出た。
高校生は駅舎の外で待つのがお好き?
江別駅に着くと、駅からは人があふれんばかり……と思ったら、駅舎の中はそれほどでもなく、人ごみのなかをかき分けてまずはオシッコ。だって、これから長時間の旅になるかもしれないのだ。
4番ホームには6両編成の電車が停まっていた。
u シートが連結されているので、7:15発のもので、札幌から7:48発のエアポート76号になる列車に間違いない。
ところが動く気配がまったくない。いや出発列車の電光掲示板にもその列車は表示されていない。
もちろん誰も乗っていない。完璧に運休を決め込んだ感じだ。
駅のアナウンスで、滝川から来る7:34発は定刻で運行中という。
それに乗り込んだ。
車内は牛丼特盛状態のギューギュー詰め。
各駅でなんとか乗り込もうという人のせいで、出発が遅れる。
しかし、札幌駅には定刻の5分遅れで着いてくれた。
私の86号の動きはいつはっきりするの?
さて、8:10ころと、早く札幌駅に着いたわけだが、指定をとっている86号は動くのか?
駅員に聞くと、私が乗る予定のエアポート86号は折り返しの電車が多少遅れるが、運転するという。
このときよ~く考えりゃよかったのだが、出発列車を案内する電光掲示板には7:48発のエアポート76号が表示されていた。そしてその文字は8:20ころに消えた。おかしいではないか?76号に使われる電車は江別駅でじっとしていたのだ。なのに表示されていたのだ。
表示が消えたのは運休と決定したのか?あるいは別編成の電車を当てて動かしたのか?謎だ。まっ、よ~く考えても無駄ってもんか……
この表示が消えたあと、新千歳空港行きの列車はまったく表示されなくなった。
信じてないわけではないのだが、別な駅員(精算窓口の人)にもう一度聞いてみる。8:30ころのことだ。
「エ、エアポート、86号は運転してくださいますでしょうか?」
最初の駅員は尋ねると即答だったが、この人はタブレットで調べてくれ、折り返しの電車が遅れているので、運転再開した最初の電車に乗り、この指定券は新千歳空港駅で払い戻した方が良い、と言ってくれた。
その直後にようやく表示された。定刻8:35発のエアポート84号。
いま思えば私が札幌駅についてから20分ほどのことだったが、この間、非常に長く感じた。
とにかくそれに乗り込もう。
この列車は17分遅れで発車。つまり私が当初乗る予定だった86号の本来の発車時刻とほぼ同じ。
結局86号はどのくらい遅れて運行したのだろう?
新千歳空港について駅員に「一本早い電車の自由席に乗りました」と、指定券を払い戻してもらった。
とっても愛想のよいおじさんだった。
自分たちも被害者なのに立派だ。
この人身事故。17歳の高校生が回送列車にひかれたそうだが、自殺の可能性が高いという。
自殺をする人はもう何もかも考えられなくなっているんだろうが、鉄道、しかも朝の通勤時間帯というのは……
こういうのって、家族に損害賠償金の請求がいくんだろうか?
なんとなく気分は、ブラームス(Johannes Brahms 1833-97 ドイツ)の交響曲第4番ホ短調Op.98(1884-85)。
今日はショルティ/シカゴ交響楽団の演奏を。
1978年録音。デッカ。
飛行機は、鉄道ではそんなことが起きてるなんてまったく別な世界の話とばかり、定時出発。
大阪空港に着いて、降りるまでの間、CAさんとちょっとだけ会話をしたのだが、「ワレ、本日、新千歳空港にたどり着くまでに難儀し、朝からどっと疲れたぞよ」という、彼女にとってはどうでもいいことを笑顔で聞いてくださって、少し心労が軽減された気がした。ありがとうございます。
いずれにせよ、世の中何があるかわからない。
お出かけの際は時間に余裕をもって!
♪ 作品情報 ♪
【初演】 1885年・マイニンゲン
【構成】 4楽章(約40分)
【編成】 orch(fl 2(第2奏者 picc 持ち替え), ob 2, cl 2, b-cl 2, fg 2, C-fg, hrn 4, trp 2, trb 3, timp,トライアングル, Str)
【本作品について取り上げた過去の主な記事】
≫ オータムナルなもの…♪ブラームス/Sym4(by ハイティンク)
≫ ブラームスに潜む「マルティン兄貴」?
≫ 素直にCook Doにしておくべきだったような♪エリシュカ/札響のブラ4
♪ 作曲家情報 ♪
19世紀ドイツ音楽の最大の作曲家の一人。大バッハ、ベートーヴェンと並びドイツ音楽の〈3B〉と称される。若い頃ピアニストとして活躍、ヴァイオリニストのE.レメーニイと組んで各地を演奏旅行。ヨアヒムと親交をもち、R.シューマンを知り、将来を嘱望される。シューマンの死後、その未亡人クラーラおよび子供たちを援助、ウィーン・ジングアカデミー、ウィーン楽友協会の指揮者を務めたのち、1878年ウィーンに定住。作品は、初期にはピアノ曲、歌曲、室内楽曲を中心に作曲、後期は交響曲、協奏曲などの大作が多い。作風はシューマンの影響から出発し、ロマン派音楽のなかにありながら純音楽伝統を固執、当時隆盛をきわめたリスト、ワーグナーらの新音楽とは一線を画し。歌劇、標題音楽は手がけなかった。そのため新古典派とも呼ばれ、形式主義美学を主張するE.ハンスリックから強く支持された。
(井上和男編著「
クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)
想像したくありませんが、なんとなく想像がつきます。
MUUSAN
が
しました