けっこうゆっくりとした動き
『ニセカイソウ』というおいしそうな色合いの球根なのに、実は毒があるらしく、そしてその名の意味は偽の海の葱(海葱)という、わけがわからなく不名誉で同情すべき植物がつぼみを持ったと報告したのは1月の末のことだった。
今回、自宅に戻るとつぼみを開き始めていた。
たいした美しい花ではないが、なんにせよ、花が咲くのは心に潤いをもたらせてくれる。
背景に、いま何かと話題のZOZOの段ボールを置いたが、他意はない。単に花が白いから背景を黒くしてみただけだ。
ドビュッシー(Claude Debussy 1862-1918 フランス)の「白と黒で(En blanc et noir)」(1915)。
3曲からなる2台のピアノの作品で、最初は「白と黒の狂詩曲(Caprices en blanc et noir)」という題で描かれた。
第1曲は Avec emportement(無我夢中で)で、クーセヴィツキーに献呈されている。
第2曲は Lent. Sombre(ゆるやかに。沈痛に)。陸軍中尉のJ.シャルロに献呈されている。
そして第3曲は Scherzando(スケルツァンド)で、ストラヴィンスキーに献呈された。
でも、やっぱりこれは『タマ』を見て楽しむ植物のように思います。
MUUSAN
が
しました