201901Access  顔のせいかしら?
 景気の話ではない。
 日中、日韓関係のこととも違う。

 ブログランキング・サイトの1つ『blogram』がサービスを終了した昨年の11月以降-厳密に言えば、バナー掲載をやめた10月中旬以降-、私のこのブログへのアクセスは激減した。

 はっきりいって自分がこんなに『blogram』の恩恵を受けているとは、このときまで考えたこともなかった。いまさらながら硫黄言おう。「ありがとうございました」

 ところが最近になって、アクセス数がもとに戻りつつあるのである。
 人気ブロガーさんたちの足元にも及ばないが、先月1か月間のアクセス数は、1日平均100PVを超えることができた。

 理由ははっきりしない。

 もしかすると、とちょっぴり思うことはある。

 プロフィール写真として、私の美しい顔の代わりに載せてあるAflacダック。

 その写真の顔が上下から押しつぶされたように横長になっていた。それは昔の「トムとジェリー」で、トムが上から落ちてきた鉄球で押しつぶされたときの姿を思い起こさせるものであった。
 その横長歪曲アヒル顔を、トリミングのし直しによって修正したのである。

 醜いアヒルの子がふつうのアヒルの子になった。そのためにアクセス数が増えたのではないか?そのように推察されるのである(十中八九違うだろうけど)。

  十二支一巡
 ところで『OCNブログ人』でブログを始めたのは2007年8月のこと。
 『ブログ人』のサービス終了に伴い、それまでの記事は『livedoorブログ』に移行し、本館(というか旧館)である「読後充実度 84ppm のお話」として残していると同時に、未更新が続いた際に変な広告が表示されるといやなので、月2回のペースで細々と続けている。

 一方、『ブログ人』終了の悲報を受けたあとの新たな記事は、『livedoorブログ』で「新・読後充実度 84ppm のお話」として、原則日々更新しているのはご存知のとおりである(ご存知の通りですよね?)。

 にしても、内容はともかく、よくぞまあ続いているものだと自分でも感心してしまう。「よっぽど暇なのかね?」と思われているに違いない。

 とはいえ、ブログを始めたとき、私は今より12歳若かった。あの年も亥年だったのだ。
 自分が勝手に放散しているブログに対して、みなさんにもう休むとかやめるという宣言をする必要はないのだろし、そんなの勝手にしろと言われるに決まっているだろうが、なかには病気になったのではないか?死んでしまったんじゃないか?と興味を持つ、いや心配する人もいるかも知れないので、お礼もなしに無言で消滅しようとは思わない。

LisztBolet ただ、無理は禁物だし、勝手にやってるにもかかわらずプレッシャーもあるので、ときには毎日更新にこだわらなくてもいいやって気になるかもしれないという弱音( p ではなく『よわね』)を、ここでちょっぴり吐いておく。

 リスト(Liszt,Franz 1811-86 ハンガリー)の「コンソレーション(Consolations.慰め)」S.172(1849-50)から第3番変ニ長調S.172-3

 「コンソレーション」は6曲からなるピアノ曲集で、この第3番が最も有名である。

 ボレットのピアノで。

 1985年録音。デッカ。

 ブログをやめると宣言した人の少なからずの人が、何か月かするとまた書きたくなるって話を聞いたことがあるけど、そういうものなんだろうか?

♪ 作品情報 ♪
【構成】 ピアノ小品(単一楽章。約4分)
      ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公妃マリア・パヴロヴナに献呈
【編成】 p
    
Liszt♪ 作曲家情報 ♪
 
 19世紀最大のピアニスト。ピアノのヴィルトゥオーソ芸術の確立者。作曲においてはベルリオーズに始まる標題音楽を発展させ、交響詩のジャンルを創始。ワーグナーとともに〈新ドイツ派〉、または〈新ロマン主義〉と呼ばれる。父はハンガリー人、母はドイツ人で、彼自身は祖国で生活したことが少なく、ハンガリー語は話せなかった。9歳でピアノの公開演奏を行い、のちウィーンでツェルニーにピアノを、サリエーリに作曲を学び、さらにパリでA.ライヒャ、パエールに師事。前半生はピアニストとしてヨーロッパ各地を演奏旅行。1835年よりダグー伯爵夫人マリーと同棲、彼女との間に生まれたのが、のちにワーグナー夫人となるコジマである。'47年のウクライナ演奏旅行のときよりザイン・ヴィトゲンシュテイン侯爵夫人カロリーネと親交。’48年よりワイマルに定住、もっぱら指揮者、作曲家として活動。かたわらピアノ教師として多くのすぐれたピアニストを育てた。’61年カロリーネと結婚するためローマに行ったが果たせず、以後僧籍に入り、生涯黒衣をまとった。
 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)